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zoom RSS 『大阪ハムレット』:これでええんか、あかんのか、問題はソレや。

<<   作成日時 : 2009/01/18 22:50   >>

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「何で、ハムレットは生きるか死ぬかを悩んどンねん」
やんちゃな久保の次男坊が、ヘタレな先生に訊く。
「それは・・・最近は「このままでいいのか、いけないのか、それが悩みだ」と訳されているンですよ」と、そのヘタレの先生が答える。
「そんなこと云うても、ココには、生きるべきか死ぬべきかッて書いてあるやろ!」

そうなんです。前半で、最も重要なセリフのやりとりが出尽くしていました。

中学三年を筆頭にした久保家三人の男の子たちには、それぞれ直面している問題が「これでええんか、あかんのか」の悩みの繰り返しです。
でも、大阪人なので、悩み事についても独りでボケとツッコミを繰り返して、いつしか解決へと向かっていくバイタリティ、それが自然な形として描かれていきます。

8歳年上の女子大学生に「わたしのアータン(お父さんの意味)になって」と告げられ、ヘンテコリンな恋愛関係に陥っていく長男。
父親の死後、父の弟と称するオッチャンが来て、自己の存在証明がなんとなく不安でやり場の無い次男。
「将来なりたいのは女の子」とカミングアウトした末っ子。

未亡人なりたてにも係わらず四人目を妊娠してしまう母親に、ひとは善いけど甲斐性なさげなオッチャン、と余りに個性豊かで、「いくら大阪でもそれはナイややろ」な設定が、いつしか人生に折り合いをつけていくハナシとしてピタリと収まる。
これが大阪マジック。

終盤、次男坊が何度も読んで覚えてしまった『ハムレット』の一節を大阪弁で声高に叫びながら、河の堤防を駈けていくシーン、めっちゃカッコエエやン。

締りに欠ける箇所がないではないが、後味に好さを評価して★3つ半です。

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http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id332371/rid34/p0/s0/c0/

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