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zoom RSS 『蛇イチゴ』:西川美和監督のデビュー作品は彼女らしさがギッシリ@DVD

<<   作成日時 : 2009/07/16 23:46   >>

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『ゆれる』『ディア・ドクター』と秀作・傑作映画を連打の西川美和監督デビュー作品をDVDで鑑賞しました。
西川監督らしさがギッシリの秀作でした。

明智家の誰もが何かしら秘密を抱えている。
父親・平泉成は堅物のようにみえて借金まみれ。
母親・大谷直子は従順な妻、良き母のようにみえて、痴呆の義父の介護疲れも重なって、家庭に息が詰まっていてしょうがない。
行方知れずの長男・宮迫博之は、その場しのぎ姑息に生きて、今は香典泥棒。
娘・つみきみほは小学校教師で真面目生一本。でも、家族のことを心底思っているのかどうか・・・思いたいとは思うのだけれども。

そう、表の人物像と隠された人物像。
この後の作品でも繰り返し描かれる西川監督の永遠のテーマです。

初監督・脚本の映画で気合が入りまくったのかどうか、エッヂが効きすぎたストーリーのため、少々やりすぎな感じがなきにしもあらず。
それに終盤、決着のつけどころが困難になったのかどうか、観客に結末を委ねるエンディングとなっている。

兄・宮迫と妹・つみきとの間で繰り広げられる幼い時分の「蛇イチゴ」探しのエピソードが唐突に幻想的になっているあたりが評価の分かれ目のように思います。

しかしながら、後続の『ゆれる』『ディア・ドクター』以上に尖った設定・演技演出など、非常に興味深く観ることが出来ました。

評価としては★4つです。

<追記>
西川作品では、決着は二の次ですね。
それゆえ、観客に結末を委ねる物語が多いのでしょう。
この手の物語をリドルストーリーと呼ぶようです。7月16日発売の週刊文春の『ディア・ドクター』についての小林信彦氏のコラムで知りました。

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