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zoom RSS 『ゼロの焦点』:リメイクするのは本気なのか・・・ @レンタルDVD

<<   作成日時 : 2009/11/07 23:18   >>

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2009年秋に犬童一心監督でリメイクされる本作品、予習の意味でDVDで鑑賞しました。
原作・松本清張、監督・野村芳太郎、脚本・橋本忍 山田洋次、撮影・川又昂、音楽・芥川也寸志は後の『砂の器』のスタッフです。
女優陣は久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子。同時収録の予告編でも三大女優共演と銘打っていました。
さて、映画は、というと・・・・

これはどうみても現在まで連綿と続くサスペンス劇場の原型ですね。

1.基本トリックは、いまから、オーソドックスでほぼ推測がつく。
2.尺を90分をやや越えるぐらいでまとめている。
3.後半の45分ぐらいを事件の種明かしに裂いている。
4.さらに種明かしは、こうではないかと問い詰める側の推理を受けて、犯人が延々と告白する。
5.その上、告白は断崖絶壁の上で行われる。

前半、新婚早々の夫が行方不明になり、新妻が事件の核心中央まで接近するのを、物凄いペースで見せていくのは、絶品。
だが、基本トリックは早々と気づくので、後半の興味が持続しない。

種明かしをするまでに、ミステリーとしての重要要素であるミスリード、ミスディレクションがないため、娯楽としてのミステリー作品の愉しみの大半が喪われている。
たしかに、社会派ミステリーなので、犯人・被害者を含めて、戦後の闇の部分(恥の部分と言い換えてもいい)に焦点をあてられているので、当時の状況から考えれば、ミスリードなんぞの要素など必要ないのかもしれないが。

犯人の告白にその闇の部分を負わせているとはいえ、告白合戦は退屈で、回想シーンなどで過去の説明を延々されるのは勘弁してほしい。
映像的に、どうしても工夫ができずにいるので、緊張が続かない。

断崖絶壁上の告白は、リメイク映画のPOPからみると、この映画から始まったとのことなので、記念碑的意味合いは強いし、現場には撮影場所を示すガイドもあるようだ(これは同時収録の特典映像で窺い知れる)。

撮影場所は能登金剛。ありゃりゃ、両親の故郷からそれほど遠くないところではありますまいか。
子供時分に連れて行かれた記憶がないので、機会があれば、訪れてみることとしましょう。

★3つとしておきます。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
お説ごもっとも。私メも観て唖然、呆然。なんだこりゃぁぁぁぁぁ状態でしたです。
「砂の器」と同じスタッフで、どうしてこんなんなんじゃ?!!
リメイク版はいっぺんで観る気なくしましたですわ。
かばくん
2009/11/13 23:27

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