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zoom RSS 『花のあと』:藤沢周平に滑稽味が加わった @試写会・一般ホール

<<   作成日時 : 2010/03/02 22:56   >>

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久し振りに試写会で観ました。それも舞台挨拶付きで。
主役の北川景子は、しっかりと話す女優さんで、この映画のヒロイン以登(いと)とダブるところがあります。
さて、映画。

藤沢周平作品の映画化というと、静謐として、芯は通っているが、真面目すぎて面白みに欠ける映画になることもある。
製作者が同じ前作『山桜』は、そんな真面目すぎた一本。

今回の映画も前半、以登と孫四郎の淡い恋心を描くあたりまでは、そんな生真面目一本という感じです。
以登を演じる北川景子もそれほど上手い女優ではないし、孫四郎演ずる宮尾俊太郎も本職がバレエダンサーなのだから致し方なし、といったところか。
『青い鳥』の中西健二監督も、前作同様、じっくりと撮っていきます。
特に、以登と孫四郎の淡い恋心を、カット尻を一呼吸長めに撮ることで表現しています。

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ですが、後半、甲本雅裕扮する以登の許婚・歳介が登場したとたん、画面の緊張が緩みます。
これは、いい意味での緩みで、滑稽味が加わったことで映画に幅と奥行きが出たように思えます。
後に「昼行灯」というあだ名を付けられるも、藩の要職に上り詰めた歳介の人柄を、甲本雅裕が巧みに演じています。
彼の功績で★ひとつはアップしました。

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淡々と進むことの多い藤沢周平作品の映画化は、テレビの茶の間で観るよりは、暗闇のスクリーンでじっくり観るのが相応しいと、今更ながらに思いました。
評価は★3つ半としておきます。

↓Myムービーのレビュー&採点はコチラから↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335366/rid14/p0/s0/c0/

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『花のあと』
&nbsp; □作品オフィシャルサイト 「花のあと」□監督 中西健二 □脚本 長谷川康夫、飯田健三郎□原作 藤沢周平 □キャスト 北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、市川亀治郎、柄本 明、國村 隼、伊藤 歩、藤村志保(語り) ■鑑賞日 3月14日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 季節の移ろいとその表情は、藤沢周平の文学にとっては不可欠な要素だ。 しかしながらその移ろいも、効果的に使わなければイメージを損なわせてしまう。 今までの藤沢周平作品... ...続きを見る
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