キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 『トロッコ』:台湾と日本の関係を家族を通して描くが @ロードショウ・ミニシアター

<<   作成日時 : 2010/05/23 17:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 1

画像


芥川龍之介の短編をモチーフにして、舞台を台湾に設定しての映画化『トロッコ』。
予告編で緑の風景が美しかったので、観たい作品でした。
で、さて・・・

観る前から「たぶん、淡々とした映画なのだろうなぁ」とは予想していましたので、それほど起伏のない展開にも心構えができていました。

台湾人の父親の遺骨を抱えた幼い男の子の兄弟が、日本人の母親と父の生家に里帰りします。

兄である少年がおじいちゃんに「ボクは日本人なの、台湾人なの?」と訊きます。
「それは大きくなった自分が決めることだ」とおじいちゃんは答えます。

この映画の核です。

戦前日本の植民地であった台湾で、日本人として教育を受け、従軍をしたおじいちゃんは、日本人であったことを誇りに思っています。
当時は、日本にいくことに憧れ、日本人になることに憬れていたのです。
台湾を占領した日本人は、占領と共に文化や教育をもたらしたからです。

ここで描かれているトロッコはその象徴でもあり、名残であります。
明治神宮や靖国神社の鳥居に使われた台湾檜を切り出して、運ぶためのレール。
手押しのトロッコは、その時の名残。
古い写真に残る、トロッコを押す若いおじいちゃんの姿は、誇らしく、このレールが日本に続いているかのようでした。

台湾と日本の関係を家族を通して描く、それがこの映画です。

しかし、そこいらあたりが上手く描けていなくて、隔靴掻痒な気分。

幼い兄弟は、台湾の村の子供たちを恐れたり、仲良くなったりと、関係が微妙に変化していくのですが、少々断片的。
どうしても、シングルになってしまった母親と子供の関係の方が前面に出てきてしまって、ちょっと感傷的。
後半、のべつ幕なしに流れるヴァイオリンのテーマ音楽にも少々辟易。

題材や狙いはいいのですが、もうひとつ、こなれていないといった感じです。
評価としては★3つです。

↓Myムービーのレビュー&採点はコチラから↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id336111/rid6/p0/s0/c0/

--------------------
2010年映画鑑賞記録

 新作:2010年度作品
  外国映画21本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 2本)
  日本映画 7本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)←カウントアップ

 旧作:2010年以前の作品
  外国映画25本(うちDVD、Webなどスクリーン以外23本)
  日本映画17本(うちDVD、Webなどスクリーン以外15本)
------------------




トロッコ [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by トロッコ [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『トロッコ』
線路をゆけば、辿り着くと信じてた。 行きたい場所へと繋がって、 帰りたい場所へと戻ってこられる。 線路はこころの道しるべだと。 ...続きを見る
シネマな時間に考察を。
2010/09/16 11:09

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
台湾好きなので観ましたが、う〜ん、何がいいたかったのかわからない映画でした。
後味は悪くないのですが、それがなに?って感じで、映画としては弱いかな。
ぷ〜太郎
2010/06/13 02:13

コメントする help

ニックネーム
本 文
『トロッコ』:台湾と日本の関係を家族を通して描くが @ロードショウ・ミニシアター キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる