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zoom RSS 『大鹿村騒動記』:嗚呼、お悔やみレビューになろうとは・・・ @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2011/07/19 21:47   >>

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2011年7月19日、原田芳雄が逝った。
最後の主演作公開初日から3日後だった。
公開初日にスクリーンで元気な姿を観たものだったから、えええっていう驚きしかない。
都内で開かれた完成披露試写会で車椅子に乗った彼の姿からすれば、仕方がないのかもしれないが・・・
とはいえ、映画のレビュー。

長野県下伊那郡大鹿村に300年伝わる村歌舞伎、大鹿歌舞伎。
その大鹿歌舞伎をクライマックスにして、初老の男女の愛ある諍いを中心に描いたオリジナル脚本の映画である。

マンガやライトノベルやベストセラー小説の映画化が溢れる昨今、オリジナル脚本というのはやはり価値がある。

大鹿村で鹿料理店を営む原田芳雄。
弟筋の岸部一徳と駆け落ちした女房・大楠道代が20年ぶりぐらいに帰郷する。
なんでも認知症の彼女に手を焼いた岸部が連れ戻しに来たのだ。

ふーむ、テレビシリーズで官房長を演じる以外はほとんど「ヘタレ」な岸部一徳、今回もヘタレだ。

逃げた女房にゃ未練はないが・・・なんてことはない原田芳雄も「鹿喰うひとびと」を意味する「ディア・イーター」なんて看板を掲げて流行らなそうな料理屋を営む。
ふーむ、いつもの原田芳雄らしい。

長野県の鄙びた山村でベテラン俳優陣たちで繰り広げられる騒動は、阪本順治監督の演出で、なんだか大阪の下町人情物みたい。
ここいらあたりはちょっと違和感あり。
また、原田=大楠=岸部のトライアングル人間模様もちょいと書込み不足な感じは否めないが、やりすぎると臭くなるので、ここいらあたりがいい塩梅か。

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とはいえ、クライマックスの大鹿歌舞伎もたっぷりと堪能できるし、俳優人たちの達者な(といいうかいつもの色合いというか)演技も堪能できるので、そうそう悪い点は付けられませんなぁ。

評価は★3つ半です。

<追記>
大鹿村には行ったことはないのですが、南に隣接する上村(現・飯田市に合併)にはかつて訪れたことがあります。
大鹿村との村境・地蔵峠までは、上村側から行きましたが、ほんとうに山深いところでした。
大阪の下町育ちのりゃんひさには、カルチャーショックだったことを付け加えておきます。

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2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画12本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)
  日本映画10本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 2本)←カウントアップ

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画26本(うち劇場 5本)
  日本映画 2本(うち劇場 0本)
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