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zoom RSS 『神々と男たち』:事態は淡々と進んでいく @名画座

<<   作成日時 : 2011/09/24 22:17   >>

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10月の名画座キネカの鑑賞作品は『神々と男たち』と『4月の涙』の二本立て。
過去の実際の出来事を題材にしたミニシアター上映の二本立てで、興味津々。
『神々と男たち』は、1996年にアルジェリアで起きたイスラム原理主義のテロ集団によるフランス人修道士たちの誘拐殺害事件を題材にしています。

題材からの観る前の想像では、非常に重っ苦しい映画かと思っていましたが、さにあらず。
淡々と進んでいきます。
特に前半は秀逸で、アルジェリアの僻地の村が舞台ですが、カトリックのフランス人修道士たちと、イスラム教の村びとたちが分け隔てなく、協力しながら暮らしているさまを淡々と描いていきます。

大いなる神を尊重し、神の加護は分け隔てなく、そして隣人互いに尊重し協力する、そのさまを淡々と描いていきます。
全編に渡ってそのトーンは変わりません。

映画が3分の2ほど進んだところで、イスラム原理主義の武装集団がフランス人のカトリック修道会に闖入してきますが、修道会のリーダは武装集団のリーダにコーランの一節を引用して、先に述べた神の尊重、分け隔てない神の加護、隣人の尊重を説き、武装集団を退けます。
宗教の根本は分け隔てなく通じるところがある。
この映画の白眉はこのエピソードであります。

映画後半で、この時のイスラム武装集団リーダが殺されてしまうことが、後のランス人修道士たちの誘拐殺害事件に繋がっていくことが判ります。

それにしても、映画はホントウに淡々と進んでいきます。
余り説明せず、修道士たちの課業に歌う賛美歌が耳に残っていきます。

第63回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した本作品は、見応え十分ではありますが、やはり万人向けというわけにはいかない映画でした。

評価は★3つ半としておきます。

↓DVDはコチラから↓


最近観たミニシアター映画のレビューはコチラから
⇒『4月の涙』 @名画座
⇒『ミケランジェロの暗号
⇒『あしたのパスタはアルデンテ
⇒『ゴーストライター
⇒『未来を生きる君たちへ
⇒『かぞくはじめました』←劇場未公開ですが
⇒『サラエボ、希望の街角』 @名画座
⇒『ブルーバレンタイン』 @名画座
⇒『人生、ここにあり!
⇒『人生に乾杯!
⇒『ファンタスティックMr.FOX』@名画座
⇒『イリュージョニスト』@名画座
⇒『愛する人』@名画座
⇒『ハーモニー 心をつなぐ歌』@名画座
⇒『終着駅 トルストイ最後の旅
⇒『クレアモントホテル』@名画座
⇒『四川のうた
⇒『クロエ
⇒『ジュリエットからの手紙


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2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画32本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 6本)←カウントアップ
  日本映画12本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 2本)

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画32本(うち劇場 5本)
  日本映画 8本(うち劇場 0本)
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