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zoom RSS 『マネーボール』:決め球ナシ @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2011/12/01 23:56   >>

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この映画観ようか観まいか、そんなときの尺度のひとつとしているのが週刊文春の映画の星取り。
ベテラン批評家たちの採点が、やはり気になります。
この映画、押しなべて好評価。
なので、期待して観にいきました。
が・・・

ありゃりゃ。
こんな決め球ナシの映画をよく褒めたものだ。

たしかに題材は面白い。

お金持ち球団が幅を利かせる米国野球界。
貧乏弱小球団アスレチックスが選んだのは、マネーボール理論。
経済畑の理論。
市場から過小評価されている選手たちを集めて、適材適所で活用すれば、投資金額を遙かに超えた効果を生み出す・・・

うーむ、「過小評価されている選手たちを集めて」という発想は、『特効大作戦』『ロンゲスト・ヤード』などのハミダシ野郎活躍路線なのだけれども、この映画では、集まった選手よりも集めたマネージャ側に焦点が当てられている。
その上、プロなんだから、切った張ったはトーゼンでしょ、というやり口。

アメリカ流マネジメントは、そうなのかもしれないが、ヒジョーに厭な感じ。

それでも成功して、優勝すれば賞賛まちがいなしなのだが、残念ながら優勝間近まで行きながら、それも逃してしまう。

ありゃ、それって、「試合に負けたが、勝負に勝った」ってことかなぁ、なんて思わせることもなく、ただただ「優勝できませんでした」っていう描写なのが情けない。

うーむ、なんなんだ、このカタルシスのなさは!
それも、貧乏球団では達成しなかったマネーボール理論、お金持ち球団のレッドソックスが実践したら2年後に優勝した、なんて字幕が出るに至っては、何をかいわんや。

映画で描きたかったのは、何だろう・・・・

理論の正しさ?
実践するマネージャの飽くなき追究心?

いずれにせよ、根底に「投資金額を遙かに超えた効果を生み出す」という財務目線の経営姿勢がチラついて、ヒジョーに居心地悪し。
ですので、終盤の史上最高のGM契約金を蹴った、という挿話が活きてこないのデス。

映画としては、まぁそこそこ人物像が追えるつくりなので、評価としては★3つですが、ベースにある心持ちは相容れないので★を進呈したくない気持ちでいっぱいです。

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2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画37本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 8本)←カウントアップ
  日本映画20本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 6本)

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画41本(うち劇場 6本)
  日本映画 8本(うち劇場 0本)
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気ままな映画生活
2011/12/02 01:45

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