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zoom RSS 『メタルヘッド』:哀しみを乗り越えるいくつかの方法 @レンタルDVD

<<   作成日時 : 2012/01/21 11:41   >>

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アメリカの田舎町。
父親と小学生の息子、そして祖母の三人暮らし。
息子は小学生でいじめられ、父親は何をするのも気力がない・・・

あーぁ、なんかダメダメ一家の物語かしらん。
そんな一家のもとへ、突然、ヘッシャーと名乗る全身タトゥーのアナーキーな青年が乱入してくる。

家族が打ちひしがれている理由は、数ヶ月前に最愛のひとを亡くしたから。
父・母・息子の三人でドライブ出かけた際に、突然の事故で母を亡くしたから。

ヘッシャーの無軌道で荒々しい行動が、いつしか、家族を再生に導いていく・・・

そんな映画です。

やはり特筆すべきはヘッシャーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィット。
これまでの線の細さは何処へやら。
ワイルドで荒々しいさまにはビックリ。
『アメリカン・ヒストリーX』でエドワード・ノートンが豹変したのに、よく似ています。

また、徐々に立ち直っていく少年も、ナイーブで好し。

そして、ナタリー・ポートマン。
少年にとっては、亡くした母の代わりとして、気づかぬ初の恋ごころの対象として、それでもやはり大人の女性としての役割を地味ながら演じています。

物語の終盤で、ヘッシャーのことを変わり者とは見ず、一家に受け容れてくれたおばあちゃんが亡くなります。
そこで哀しみに暮れるヘッシャーが葬式に乱入して、叫ぶ言葉がびっくりです。

「おれもなくしたんだぁ! でも、立ち直れるんだぁ! タマをひとつなくしたって、立ち直ったんだぁ!」

おいおい、ここでそんなこと言うかぁ?
でありますが、まさに身を切られる哀しみということであります。

そして、おばあちゃんとの間で果たせなかった約束の行動にでます。
いっしょに散歩。
おばあちゃんの柩とともに一家で散歩に出ます。

あっ、どこか別の映画でも似たようなシーンを観たような・・・

哀しみを乗り越えるにはいくつかの方法があるのでしょうが、乗り越えるには、やはりエネルギーが必要です。
ヘッシャーは、そのエネルギーの表れでありました。

評価は★3つ半としておきます。

<追記>
現代のハナシと思って観ていましたが、細部をみると、1960年代後半か70年代ぐらいの設定ではないかと思われました。

<追記の追記>
似たようなシーンのある映画は、園子温監督の『ちゃんと伝える』です。

↓DVD、Blu-rayはコチラから↓
 

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2012年映画鑑賞記録

 新作:2012年度作品
  外国映画 0本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)
  日本映画 1本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2012年以前の作品
  外国映画 4本(うち劇場 0本)←カウントアップ
  日本映画 2本(うち劇場 2本)
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