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zoom RSS 『ラヴ・ストリームス』:映画作家カサヴェテスという男 @名画座

<<   作成日時 : 2013/04/27 00:49   >>

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この映画を観ると、ジョン・カサヴェテスは「アメリカ唯一の孤高の映画作家」と呼ぶに相応しい、そう思わざるを得ません。
それぐらい凄い、この『ラヴ・ストリームス』という映画は。
さりとて、万人にお薦めするかといえば、たぶん、お薦めしない。
それは、人間がギラギラ剝き(むき)出しなんだけれども、その剝き出しさ加減に、ちっとも共感できないからに相違ない。

恋愛小説を書くことを生業としてる弟は、その実、愛を信じられない。
姉は、夫と娘を愛しているのだが、その愛が深いがゆえに、かえって相手からは愛を返してもらえない。

絶え間なく流れてゆく愛をつかまえようとして、捕まえきれない。
だから、弟も姉ももどかしくてたまらない。
もどかしくてたまらないがゆえに、行動は常に行き当たりばったりで、常人からみれば常軌を逸しているとしかみえない。
そんなふたりの行動を、カサヴェテスは、説明もなく、あるがままに撮っていく。

冒頭から、説明もなく、そのような行動が始まるのだから、正直、ついていけない。
しかし、ふたりの行動が、流れてゆく愛をつかまえきれずのもどかしさからでていることが判れば、映画は俄然おもしろくなってくる。
そして、そのそれぞれのもどかしさを理解しているのが、彼らふたりだけだということが判ると、その孤独感、やるせなさがグングンと迫ってくる。

でもね、共感できないんだよなぁ。
まぁ、共感したいとは思わないけども。

なんだか判らないが、一気呵成に最後まで読んでしまった文芸本、のような感じ。
まさに、孤高の映画作家カサヴェテス、映画通から賞賛されるわけですなぁ。

評価は、★4つとしておきます。

 

 

 

 

 

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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画 9本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)
  日本映画 3本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画26本(うち劇場 2本)←カウントアップ
  日本映画 2本(うち劇場 0本)
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まさしくおっしゃる通り。全く共感はできないから、もう一度観たいとは思わない。でもだからといって、決して嫌いではない。へたしたら何年後かにはまた観ているかもしれない。が、相変わらず居心地がわるいにちがいない。そんな映画。カサヴェテス、恐ろべし〜。
ぷ〜太郎
2013/06/16 16:10

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