キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 『おおかみこどもの雨と雪』:おもしろいといえばおもしろいけど・・・ @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2013/05/12 10:03   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

画像


『時をかける少女』『サマー・ウォーズ』の細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』をDVDで鑑賞しました。
『時をかける少女』は未見、『サマー・ウォーズ』はいまひとつ。
今回は、というと・・・

うーむ、おもしろいといえばおもしろいが、どうも詰め込みすぎた感じがしたのと、物語のバランスがうまくいっていないように感じました。

詰め込みすぎだなぁ、と感じたのは、以下の4つの物語が含まれているからです。

@おおかみこどもとして生まれた雪と雨の姉弟が、人間として生きる、狼として生きる、決断の物語。
Aこどもが巣立つ、親子の別れの物語。
B人間である母親と狼人間である父親との悲恋の物語。
C都会を捨てて田舎で暮らすということ、都市と田舎の人間関係の物語。

これらのバランスがうまくいっていないように思いました。

すなわち・・・

映画は、姉の雪のモノローグ、それも成長した雪の回想のモノローグで始まります。

映画のラストとも関係するのですが、最後に、姉と弟が、人間として生きるか、狼として生きるか、それぞれの決断をするのですから、主題として一番重いのは@です。

にもかかわらず、人間である母親と狼人間である父親の物語から始まっています。
時系列順に、判りやすく物語を進めようとしたのでしょうが、この部分が長く、Aの比重が大きいです。

それも、語り部は雪であるのですから、雪の視点で描いておくところを、物語が長い分、どうしても母親の視点にならざるを得ず、結果として、物語を進めるのが、雪の視点なんのか母親の視点なのか、混乱混在しています。

この視点の混乱混在が最後まで尾を引き、クライマックスで、母親の視点になっているので、人間として生きるか、狼として生きるかが、Aの子別れの主題にすり替わってしまいました。
ここでは、やはり、人間として生きることを決意したものも、狼としていきることを決意したものの別れに立ち会わなければならなかったと思います。

ここいらあたりが、おもしろいといえばおもしろいが、物語にスムーズに引き込まれていかれなかった原因だったと思います。

その他、全体にわたってリアルな部分はリアルすぎて、りゃんひさが感じるアニメーションの魅力(動かないものが動く)もあまり感じませんでした。
(こどもの雪が、ちょっとしたことで腹を立てると急におおかみになっちゃう、というところの描写なんかは魅力的なんだけども)

評価は★3つとしておきます。

 

 

 

 

 

 

------------------
2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画11本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)
  日本映画 4本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画31本(うち劇場 2本)
  日本映画 4本(うち劇場 1本)←カウントアップ
------------------

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
「う〜ん、う〜ん」うなってしまったわい。
何がホントにいいたいのかわからん。
なんで今さらこの話なのかが余計にわからん。
アニメならアニメらしい見せ場をド〜ンと作ってほしいんじゃが、なんかチマチマしてどうもなあ。
かばくん
2013/06/16 16:27

コメントする help

ニックネーム
本 文
『おおかみこどもの雨と雪』:おもしろいといえばおもしろいけど・・・ @DVD・レンタル キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる