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zoom RSS 『終戦のエンペラー』:恋愛映画部分があるからこそ @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2013/08/04 10:08   >>

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終戦直後、GHQ最高司令官D・マッカーサー元帥から、太平洋戦争の戦争責任が誰にあるのかを10日間で究明せよと命じられたボナー・フェラーズ准将の行動を通して、日本の本質に迫ったハリウッド映画『終戦のエンペラー』。
見応えたっぷりでした。

究極として、「天皇に戦争責任ありやなしや」「日本の建前本音、グレーを是とする精神」に辿り着くわけですが、その過程もスリリング。

その究極に行き着く縁(よすが)として、フェラーズ准将と日本人女性とのロマンスが描かれているが、りゃんひさ的には、この恋愛映画部分を評価します。
このロマンス部分がなければ、より追究のサスペンスは醸成できたかもしれませんが、フェラーズ准将の行動の熱意が薄っぺらくウソのように感じられたのではないか、と思うからです。

ひとりの男性として、ひとりの女性を想う。
その女性のことを深く理解したい。
異なる文化で育ったのだからこそ、理解したい。
そして、大切なものは守りたい。

ひとりの女性を理解したい・守りたい、という思いが、相手の国を・国民を守りたい、という思いに通じる。

だからこそ、最後の天皇とマッカーサーとの会見の場で、フェラーズ准将は、天皇のお言葉を聞き、目にしてドアを閉めるのです。

ひとりの女性を通じて、日本を理解して守りたいと思ったフェラーズ准将の思い。
戦争責任を負い、国民を守りたいと思う天皇の思い。

評価は、★4つとしておきます。

<追記>

前作『ハンニバル・ライジング』ではちょっとヘンテコリンな日本感をみせたピーター・ウェーバー監督でしたが、今回は日本人より日本を理解してくれたのでしょう。
ヒロインの初音映莉子が硬質で演技に奥行がないのが、恋愛部分を拙くみせているのかもしれません。

 

 

 

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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画18本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 7本)←カウントアップ
  日本映画 8本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画35本(うち劇場 2本)
  日本映画 6本(うち劇場 1本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
りゃんひささんのおっしゃる通り、あの恋愛部分は必要だと思います。サスペンス作品ならともかく、ドラマとしての作品であるなら、あれがないと、彼の日本を思う心情が理解できず、中途半端なものになっていたのではないかと考えます。最後に満足気に静かにドアを閉めるフェラーズの姿が印象に残りますね。
ぷ〜太郎
2013/09/13 15:43

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