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zoom RSS 『桜、ふたたびの加奈子』:よみがえり? いえいえ、そうではないでしょう @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2014/01/25 23:21   >>

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今年2014年にはいってからなんだか「よみがえり」の映画を観ることが多いなぁ、なんて思っております。
さて、今回観た『桜、ふたたびの加奈子』も甦りの映画。
なんだけれども・・・さて、映画。

容子と信樹にはひとり娘の加奈子がいる。
小学校入学直前で、加奈子が自動車事故で他界してしまう。
娘のことが忘れられない容子は首吊り自殺を試みるが、発見が早く一命を取り留める。
容子の母が経営する古本屋で知り合った妊娠中の女子高生が生んだ娘を加奈子の生まれ変わりだと信じるが・・・

娘を失くした母親の、バランスをなくした母親の様子を、繊細な演出で魅せていきます。
また、丸・円を画面のそこここに配して、輪廻を暗喩していきます。
なかなか上手いなぁ、と思うわけです。

ですが、うーむ、映画の展開、これでいいのかしらん、でしょう。

女子高生が生んだ娘は加奈子の生まれ変わりでなく、別の子供が加奈子の生まれ変わりであった・・・って、そんな展開ありえないだろう!
こりゃ、珍品というか、トンデモ映画だぁぁ。

と思っていたが、ラスト、どうもそうではないことを示すことが描かれています。

容子の首吊り自殺、発見が早くて助かったと書いたが、通報者は亡くなった加奈子だと示唆します。

むむ、これって、容子の傍に加奈子の霊がいたということ?

ではないでしょう。
加奈子の霊が容子を救ったのではなく、「加奈子に救われたい」という容子の願望なのであります。
つまり、容子は自殺で亡くなっている。
その後の加奈子のよみがえりは「容子が死ぬ直前にみた幻影」という解釈であります。

そんなバカな!でありますが、演出はそれを示唆しています。
輪廻を暗喩する丸・円の中で、甦らないものがひとつだけありました。
それは容子が首を吊る縄の丸。
この丸だけが、輪廻ではなく「閉じた丸」です。

まぁ、そんなに明白な結論を示すようには演出していないので、結末を観客に委ねるリドルムーヴィとして撮っていると思いいますが、どうでしょうか。

ただのよみがえり映画だったら評価は★2つ半、「加奈子に救われたい」という容子の願望の映画なれば★3つ半、としておきます。

 

 

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2014年映画鑑賞記録

 新作:2014年度作品
  外国映画 1本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)
  日本映画 0本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2014年以前の作品
  外国映画11本(うち劇場 1本)
  日本映画 3本(うち劇場 0本)←カウントアップ
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ひょえ〜〜!!そんな映画だったんかい!!
かばくん
2014/02/28 02:28

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