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zoom RSS 『それでも夜は明ける』:ひとをひととして見なくなったときの怖さ @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2014/04/03 23:54   >>

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2013年度米国アカデミー賞作品賞受賞の『それでも夜は明ける』、公開から1ヶ月経ち、ようやく鑑賞しました。
原題は「12 YEARS A SLAVE」。
「12年間、奴隷だった」です。
判り易い。
さて、映画。

時は1840年代、まだアメリカに奴隷制度があった時代。
アメリカ北部ニューヨークで、ヴァイオリン奏者として生計を立てていた自由黒人が、悪徳奴隷商人につかまって、南部に売られてしまう。
そこで彼が舐める辛酸は・・・

とにかく残酷過酷、苛まれて苛まれて、人間性を奪われていきます。
そこいらあたりはちょっと書くのを憚られます。
うーむ、これが実話なんだから、このつらさ、どういっていいのかしらん・・・

まぁ、マイケル・ファスベンダー演じる農園主の酷いこと。
その前に出てくるポール・ダノ演じる白人監督官も酷いんだけど。

当時の南部の白人連は黒人奴隷を「所有物(原語ではpropertyといっています)」としか扱わないので、生き死にや、まして喜怒哀楽やその他の人間性なんて端から持ち合わせていない。
そこが怖いところ。いやぁ、怖い、怖い。

この映画はそこんところ、ひとをひととして見なくなったときの怖さを描いているんだと思います。
単に、こんな過去があった、申し訳ない、というのではなく。
なにせ、監督のスティーヴ・マックィーン自身が黒人ですから、過去を紐解くだけの意図ではないでしょう。

観終わって、これほどぐったりと疲れてしまったのは久しぶり。

評価は★4つとしておきます。



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2014年映画鑑賞記録

 新作:2014年度作品
  外国映画 9本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
  日本映画 4本(うちDVDなど 0本)

 旧作:2014年以前の作品
  外国映画32本(うち劇場 2本)
  日本映画10本(うち劇場 3本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜ん、いくら缶バッチファンでも、こう辛そうでは、観る気がおきませんです。
ぷ〜太郎
2014/04/15 09:03

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