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zoom RSS フェデリコ・フェリーニ監督『崖』:人間というものを信じていないのかも @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2014/05/18 10:56   >>

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フェデリコ・フェリーニ監督が『』の次に撮った『崖』、これも近所のショップにあったのでDVDで鑑賞しました。
原題は「IL BIDONE」、詐欺師という意味のイタリアの俗語。
邦題よりはこちらのほうが相応しいでしょう。
さて、映画。

アウグスト、ホペルト、ピカソの三人は、組んで、男爵とよばれる黒幕のもと、詐欺師稼業を行っている。
ホベルトは根っからのチンピラだが、アウグストには大学に通う娘がいる。
ピカソはその名のとおり画家くずれ、愛する妻がいる。

やっていることは、三人で神父に扮した詐欺、住宅困窮者相手の詐欺、ガソリンスタンド相手のチンケな詐欺など。
根っからの悪ではないピカソは、妻に稼業を感づかれて足を洗おうとし、結局、足を洗った。
ホベルトは大きなヤマを狙って他所へ高飛びした。
アウグストは娘と仲睦まじく映画を観ているときに、昔にだました男に発見され、警察に捕まってしまう。

数か月後に出所したアウグストはふたたび詐欺師稼業に戻るのだが、以前のように稼業に専念することができない。
神父に扮しての詐欺の際、小児麻痺で両脚が不自由な娘に絆(ほだ)されてしまい・・・

途中までは軽快なコメディの雰囲気を漂わせていますが、後半、一転して厳しい展開となります。

神父に扮した詐欺があること、怪我を負ったアウグストが崖下に放置されることなどから、神と人間、信仰に関する映画のようにも見えます。
ですが、そんな宗教的映画ではなく、悲劇をともなったコメディ、というべき映画です。

ままならぬ人生、突然訪れる人生の転機、人生に対する懐疑などが感じられ、居心地の悪さを感じます。

』と続けて観て、もしかしたら、フェデリコ・フェリーニ監督は、人間というものを信じていないのかも、と感じました。

評価は★3つ半としておきます。



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2014年映画鑑賞記録

 新作:2014年度作品
  外国映画15本(うちDVDなど 3本)
  日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

 旧作:2014年以前の作品
  外国映画56本(うち劇場 3本)←カウントアップ
  日本映画15本(うち劇場 3本)
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