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zoom RSS 『靖国・地霊・天皇』:トガッている映画としかいいようがない @試写会

<<   作成日時 : 2014/07/23 21:54   >>

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7月19日よりポレポレ東中野で公開されているドキュメンタリー映画『靖国・地霊・天皇』、先行上映で鑑賞しました。
靖国神社の合祀問題を中心に、靖国神社とは何ぞや、を描いた映画です。

映画は、次の@ABCで構成されています。

@合祀問題(A級戦犯、および旧植民地時代の韓国人等を合わせて祀っていること)の正否ふたつの観点から弁護士に語らせている
A靖国神社に祭られている魂たちを障碍をもった身体表現者(現代舞踏のようなもの)に表現させている
B戦争犠牲者(戦後B・C級戦犯として裁かれ死刑となった青年、従軍看護婦として外地で戦死した女性など)の手記などの朗読とそのイメージ映像
C監督である大浦信行が過去に昭和天皇を題材に製作した版画作品図(Bのイメージ映像で用いられている)

先鋭的なのか、前衛的なのか、なんだかよく判らないが、トガッている映画であることは確か。

不勉強で知らなかったのですが、靖国神社はそもそも明治維新で亡くなった官軍の兵士を祀ることから始まったそうな。
官軍でありますから、朝廷に忠を尽くした兵たちを祀っているわけで、かれらの魂を鎮める・慰めるための装置ですね。
そういう装置なので、幕府側の戦死者は祀られていない・・・幕府側の戦死者の魂は、それぞれの故郷で眠っている。

@の合祀問題、なんとなく本質がみえてきたような。

とはいえ、鎮魂の装置でありますから、それをなおざりにして、政治の問題にするのはいかがなものか、とこの映画は問うているわけか。

鎮めるべき魂をAで表現しているのですが、これはとにかく凄い、としかいいようのないものです。
表現者の障碍は重度で、四肢を動かすのもままならぬ状態でありますから、まさに地の底(血の底)から這い出て這いずり回る表現でありますから。

とにかく、トガッている映画としかいいようのない映画であります。

評価は★3つ半としておきます。

オフィシャル・サイトはこちらから
http://yasukuni-film.com/



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:47本
 外国映画31本(うちDVDなど 7本)
 日本映画16本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2014年以前の作品:101本
 外国映画79本(うち劇場 3本)
 日本映画22本(うち劇場 3本)
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