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zoom RSS 『魔人ドラキュラ』:フィリップ・グラスの音楽版で鑑賞 @DVD・中古購入

<<   作成日時 : 2014/07/30 21:31   >>

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7月上旬にハマーフィルム製作の『吸血鬼ドラキュラ』を観ましたが、今回は本家ユニバーサルの第1作『魔人ドラキュラ』をDVDで鑑賞。
以前、ユニバーサル創立70周年かなにかの特集上映の際に観ているのですが、以前に購入していたDVDを開いてみると、おおぉ、特典でフィリップ・グラスが新たに書き下ろした音楽版があるぞ。
ということで、今回はそのグラスの音楽版で鑑賞しました。
さて、映画。

ヨーロッパはトランシルヴァニア地方。
乗合馬車で山間の城に向かう青年。
彼の名はレンフィールド。
向かう先はドラキュラ伯爵の城。
伯爵が魔人であることを村民たちは知っており、行くなと止めるのであったが・・・

ほほう、ドラキュラ伯爵の助手的役割のレンフィールドが餌食になるところから始まるのか。
このあたりはヴァン・ヘルシング教授の助手ジョナサン・ハーカーがドラキュラ城を訪れるハマーフィルム版とは異なります。
特典映像で確認したところ、原作の抄訳である舞台版を元につくられたらしい。

で、主役のドラキュラ伯爵は、舞台でも主役を務めたベラ・ルゴシ。
クリストファー・リーのドラキュラは性的魅力がありますが、ベラ・ルゴシには性的魅力はなし。
気品ある正体不明の異国のひと、といったところ。
とにかく、眼力の演技が凄いです。

演出は、翌年、稀代の問題作『怪物團/フリークス』を撮るトッド・ブラウニング。
サイレント時代から活躍している監督なので、本作品でも無音で雰囲気を盛り上げるような長廻し演出をしています。
(鑑賞した版にはグラスの音楽が鳴り響いていましたが)

また、当時は、サイレントで上映する映画館も多かったことから、この映画でもサイレント版が作られており、あとからセリフのサブタイトル画面を入れやすいように、登場人物の台詞のシーンなどはカットを割らず、やや引き気味の画で撮っています。

かつて特集上映でオリジナル音楽版で観た際は、これらのサイレント映画的手法がもどかしく、ちょっとかったるく感じました。
同時に観たジェームズ・ホエール監督の『フランケンシュタイン』がかなり躍動てきな映画でしたので。
ちなみに、オリジナル音楽版ではチャイコフスキーの「白鳥の湖」の音楽が用いられており、格調の高さを際立たせておりました。

なお、ラストのドラキュラ伯爵を滅ぼすシーンは見せない演出をとっているのですが、いまとなっては、格調の高さよりもちょっと尻すぼみ的になっています。

評価は★3つ半としておきます。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:54本
 外国映画33本(うちDVDなど 8本)
 日本映画21本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:106本
 外国映画81本(うち劇場 3本)←カウントアップ
 日本映画25本(うち劇場 5本)
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