キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 『シェルブールの雨傘』:意外と乾いたタッチの恋愛悲劇 @名画座・新橋文化

<<   作成日時 : 2014/07/31 19:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

ひまわり』とあわせて観た『シェルブールの雨傘』、何年振りかの再鑑賞です。
以前観たときは、あまり面白く感じなかったのですが、ありゃりゃ、意外と面白いぞ。

1957年フランスの港町シェルブール。
傘店の娘ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、自動車修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)と恋仲。
ギイに兵役の通知が届き、彼は2年間のアルジェリア戦線に就く。
兵役に赴く前日、愛を交わしたふたり。
ジュヌヴィエーヴは身ごもってしまう。
母娘で切り盛りする傘店は経営が苦しくなり、宝石商のカサール(マルク・ミシェル)が援助を申し出る。
彼はジュヌヴィエーヴが身ごもっているのを承知の上で結婚を申し込む・・・

とストーリーは至ってシンプル。
前回観たときはこのシンプルさがつまらなく感じたのだけれど、打算もありだよなぁと観ている方も歳をとって面白く感じられました。

ミシェル・ルグランの流麗な音楽と流れるような画面にもうっとり。
特に、ジュヌヴィエーヴとギイの別れの駅のシーン、ギイの乗った列車とともにカメラはジュヌヴィエーヴをプラットホームに残していく。
ああ、切ないなぁ。

と思ったら、ありゃ、ジュヌヴィエーヴは意外ととっとと踵を返して駅舎の方へ。
むむむ、この演出は・・・妙に乾いている。

この乾いたタッチ、意外と全編を貫いています。

映画は、「出発」「不在」「帰還」と3部構成。
第1部では、ジュヌヴィエーヴとギイの恋と切ない別れ。
第2部では、ジュヌヴィエーヴ母娘の苦悩と決断。
第3部では、キイの苦悩と決断、そして再会。

この第3部では、ほとんどジュヌヴィエーヴは登場せず、最後に娘を連れて自動車でギイが経営するガソリンスタンドを訪れるだけ。
娘はギイとの間の子どもであるが、そのことを告げることもなく、ジュヌヴィエーヴは自動車を出発させる。
ここもかなり乾いたタッチ。

戦争により引き裂かれた愛の悲劇という感じの映画ではないようにも感じてしまいました。

評価は★4つとしておきます。



------------------
2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:54本
 外国映画33本(うちDVDなど 8本)
 日本映画21本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:109本
 外国映画83本(うち劇場 5本)←カウントアップ
 日本映画26本(うち劇場 5本)
------------------

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『シェルブールの雨傘』:意外と乾いたタッチの恋愛悲劇 @名画座・新橋文化 キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる