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zoom RSS 『大人は判ってくれない』:判ってくれない・・・なんて、共感できないなぁ @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2014/10/17 21:34   >>

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開催中のフランソワ・トリュフォー映画祭、この後、見逃している作品を何本か観る予定なんだけれども、彼の長編デビュー作である『大人は判ってくれない』は以前(といっても20年ほど前になるか)劇場で観ているので、今回はDVDで再鑑賞することにしました。
前回観たときは、意外とつまらなかったので、今回はどうかしらん。
さて、映画。

パリの下町に暮らすアントワーヌ・ドワネル少年、13歳。
狭いアパルトマンで、両親は共稼ぎ。
少年をかまっている暇なんてない。
勉強もつまらなく、学校を抜け出してぶらぶらするか映画を観るぐらいしかすることがない。
感銘を受けた本ももとに書いた作文は、原文の丸写しだと教師は言って、自分のことを認めてくれないし。
とうとう、ぶらぶらするお金にも困って、父親の会社にタイプライターを盗みに入ることにした・・・

あー、やっぱり今回もダメだった。
どうもつまらない。
後につくられているこの手の亜流作品を先にみているからかしらん、とも思うがどうもちがう。

原因は、アントワーヌ少年に共感できないから。

どうしても、自分の子どもの時分と比べてしまって、もどかしく感じてしまうのだろう。

アントワーヌ少年のように玄関の廊下に置かれたベッドで寝たことはないが、商売屋の裏の住居の狭い部屋で家族5人が暮らしていた貧乏暮らしだ。
両親の口論殴り合いなんて日常茶飯事。
壊れていない家具なんてひとつもなかったぐらい。

でもね、そんなに世を拗ねた子どもじゃなかったよ。
学校へはまともに行ったし、まぁ映画館の暗がりに毎週のように逃げ込んでいたけどね。

なので、こういう子どものハナシを観るとイライラしちゃうんだろうなぁ。
なにが「判ってくれない」だ、とか。

とまぁ、あまり冷静に観れる類の映画ではないんだけれど、少しは冷静に観ると・・・

大手映画会社がつくるスタジオ映画が主流の時代、このオールロケで少年の気持ちを赤裸々に描いた映画は衝撃的だったろう。

狭いアパルトマンや、オープニングに写されるエッフェル塔が見えるパリの街並みも印象的。
アップのショットばかりでなく、俯瞰撮影など駆使して、街の息遣いも感じらる。
それにシンプルなメロディラインの音楽も耳に残る。

そしてラストショットの波打ち際に立つアントワーヌ少年の暗いまなざし。
ストップモーション、ブローアップにすることで、そのまなざしの暗さは際立っている。

ともあれ、評価は★3つ半としておきます。




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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:69本
 外国映画45本(うちDVDなど 8本)
 日本映画24本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:132本
 外国映画106本(うち劇場10本)←カウントアップ
 日本映画 26本(うち劇場 5本)
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