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zoom RSS 『鬼来迎 ―鬼と仏が生きる里―』:小さな集落のひとびとが残した伝統文化 @文化庁映画賞受賞記念上映

<<   作成日時 : 2014/11/02 10:45   >>

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鳥の道を越えて』とならんで、本年(平成26年)度の文化庁文化記録映画優秀賞を受賞した短編ドキュメンタリー映画『鬼来迎 ―鬼と仏が生きる里―』。
文化庁映画賞受賞記念上映会で鑑賞しました。
タイトルの「鬼来迎」は、「きらいごう」と読みます。
「鬼」の字は、正しくは、頭に角のないオニの字を書きます。
さて、映画。

千葉県山武郡横芝光町虫生(さんぶぐん よこしばひかりまち むしょう)。
鎌倉時代初期に始められたとされる重要無形民俗文化財〈鬼来迎〉が存続の危機に直面しながら絶えることなく今も演じられている。
カメラは虫生の人々の生活と共に伝承されていく姿を追った。
受賞記念上映会のページから転載。地名の読み方を追記)

公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団が、歴史と風土と自然の中で育まれた日本の伝統文化を未来へつなぐことを目的として、昭和50年代から始めた記録映画のシリーズの一篇です。
いずれも30〜40分の短編映画です。

鬼来迎(別名 鬼舞)とは、毎年、月遅れのお盆の8月16日(地獄の釜の開く日といわれる)に地元民の手によって演じられる鬼の面等を用いた仏教劇で、因果応報・勧善懲悪の理法を説いたものです。
かつては、全国で多くみられたものですが、現存しているのは映画に記録された虫生の集落のみで、1975(昭和50)年に重要無形民俗文化財の指定を受けています。

虫生の集落は全部で二十数戸。
この鬼来迎を行うためには全戸の協力が必要であり、小さい集落であるがゆえに、かえって全戸が一致協力して連綿と続けることができたようです。

いくら小さな集落といえども、集落が存続していくには他の集落からの人口流入は必要であるため、虫生で生まれ育ったひと以外のひとびと(婚姻などにより虫生に転入してきたひとなど)も加わっています。

この映画は、そのような背景なども40分足らずの尺のなかにうまくまとまっています。

とはいえ、もうすこし尺がほしかったなぁ、というのが率直なところ。
写し出される鬼来迎の舞台シーンは10分程度なのでもう少し観たかったし、村びとの様子ももう少しみたかったです。

評価は★3つ半としておきます。

<追記>
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団の伝統記録映画のサイトはコチラから。
横芝光町商工会の鬼来迎のサイトはコチラから。

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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:77本
 外国映画47本(うちDVDなど 8本)
 日本映画30本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2014年以前の作品:141本
 外国映画115本(うち劇場14本)
 日本映画 26本(うち劇場 5本)
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