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zoom RSS 『バンクーバーの朝日』:いま、この映画をつくる心意気は買おう @ロードショウ・一般劇場

<<   作成日時 : 2014/12/31 00:32   >>

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舟を編む』『ぼくたちの家族』の石井裕也監督最新作『バンクーバーの朝日』、近所の古い劇場で鑑賞しました。
途中、暖房の音が大きくて、俳優(特に男優)のセリフが聞き取りづらくて困っちゃいましたが・・・
さて、映画。

1990年代はじめのカナダ・バンクーバー。
町の一角を切り拓いた日本からの移民たち。
彼らの二世たちによる野球チームがあった。
それが「朝日軍」。

朝日軍のだれもが貧困にあえいでおり、からだの大きなカナダ人野球チームに対して、からっきし歯が立たなかった。
が、バントと盗塁による頭脳プレーを見出したことで勝機をつかむようになった。

カナダ人からの差別は依然としてあったが、勝ち進む朝日軍に対して、賞賛を送るカナダ人もあらわれだした。
しかし、1941年12月の日本軍による真珠湾攻撃により、日本人は敵性外国人とみなされ、強制収容所の送られることになる・・・

といったハナシ。

宮崎あおいや貫地谷しほりといった女優陣も登場するが、色恋沙汰は一切なし。
これはこれで潔く、なかなか好感が持てました。

最近の映画によくあるような、これぞ感動!という派手さはなく、かなり淡々とした印象の演出も、なかなか堂に入ったもの。
ただし、これが一般受けするかというと、うーむ、どうなのかしら。

特に、朝日軍が優勝するクライマックス以後、太平洋戦争へと突入していくところは、あっさり描き過ぎかも(とはいえ、ここにあまり尺を割くわけにもいかないだろうし)。

内向き志向を強く感じるいま、そして、集団的自衛権の行使容認とかなりキナ臭い方向に進まんとするいま、この映画をつくって公開しようという心意気は買おう。

評価は★3つ半としておきます。

<追記>
フジテレビ製作なのに「朝日」とは、これ如何に?
と思っていたら、劇中登場する飲み屋の屋号が「富士」でした。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:98本(日韓合作1本あり)
 外国映画64本(うちDVDなど13本)
 日本映画35本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2014年以前の作品:151本
 外国映画124本(うち劇場15本)
 日本映画 27本(うち劇場 5本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは♪
本作は観賞を楽しみにしていたのですが、あまりの評価の低さに、スルーか?と思っていました。
りゃんひささんの評価は☆3ですが、書かれていらっしゃる内容は、私の好みに合いそうな気がします。
近所の映画館で上映、2015年度観賞第一作目になりそうです。
きな臭い、そうですねかなり危うい気がします。

今年はお付き合いありがとうございました、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
jyamutomaruko
2014/12/31 09:19

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