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zoom RSS 『パッション』:デ・パルマ健在、といいたいところだけど @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2014/12/03 22:53   >>

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2013年秋にロードショウされたブライアン・デ・パルマ監督の新作『パッション』。
デ・パルマ監督作品は2007年の『リダクテッド 真実の価値』以来なので、5年ぶりの新作ということになります。
1940年生まれなので70歳を超えましたが、ほとんどサスペンス・スリラー一本槍というのは、まさに驚嘆すべき。
さて、映画。

ニューヨークに本社を置く広告代理店のベルリン支社。
野心家の若き部長クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)は、部下のイザベル(ノオミ・ラパス)とともに、スマートフォンの新CMの企画を立案中。
クリスティーンは支社の会計監査に立ち会うことにして、ロンドンでの企画プレゼンをイザベルに任せた。
というのも、企画そのものはイザベルが着想し、部下のダニ(カロリーネ・ヘアフルト)と作り上げたものだからだ。
クリスティーンは、大した企画ではないと高をくくっていたが、意外にも好評。
その成功を自分のものにしてしまう・・・

と、6月にDVDで観たアラン・コルノー監督の2010年作品『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』のリメイク。

オリジナルでは「なんだか間が抜けたサスペンスだなぁ」と感じましたが・・・

むむむ、やはりこの映画でも、前半はかなり手ぬるい感じ(あまり緊張感を感じられない)。
ほぼオリジナルに忠実な脚本なので、スマートフォンの映像などを挿入したりとデ・パルマ監督が演出の工夫を凝らしても、脚本自体がユルイのは如何ともしがたい。

で面白くなるのが中盤過ぎ(100分の尺なので、60分を過ぎたぐらい)のクリスティーン殺害シーンから。

出ました! デ・パルマ監督お得意のスプリットスクリーン(画面分割)。
今回は、犯行シーンとバレエ『牧神の午後』との並行演出。

この後の展開は、脚本自体もオリジナルから工夫しており、面白さが倍増。

イザベルの視点でストーリーを進めて、彼女が犯行を起こしたのかどうかを曖昧にして、サスペンス味が増加しています。
この手は『ファム・ファタール』や『キャリー』『殺しのドレス』などでも用いた手法。

オリジナル作品では、かなりの尺を費やしていた後半を、なんと30分弱でトットコトットコと進めていく手際の良さ。

なので、後半はかなり面白いのだけれど、やはり前半の緩さは、むむむむむですね。

まぁ、評価は★3つとしておきます。

<追記>
これで未見のデ・パルマ監督作品は1969年の『御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー』だけとなりました。
この作品、観る機会は訪れるのかしらん。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:92本(日韓合作1本あり)
 外国映画60本(うちDVDなど13本)
 日本映画33本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:147本
 外国映画120本(うち劇場15本)←カウントアップ
 日本映画 27本(うち劇場 5本)
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