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zoom RSS 『いとしきエブリデイ』:このあとが観たいんだよなぁ @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2014/12/11 22:52   >>

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お気に入り監督のひとり、マイケル・ウィンターボトム監督の『いとしきエブリデイ』。
2013年秋にロードショウされたのですが、見逃していたので、今回DVDで鑑賞しました。
ありゃ、先日観た『6才のボクが、大人になるまで。』と同じ手法。
5年の歳月をかけて、同じ俳優(といっても、子どもたちは素人)を使って撮ったもの。
さて、映画。

イギリス東部の田舎町に暮らす4人のきょうだい。
長女ステファニー、長男ロバート、次男ショーン、次女カトリーナの4人。
母親のカレンと同居している。
だが、父イアンは刑務所の中。

カレンは子どもたちの何人かを連れて、イアンの面会にゆく。
つまらない犯罪で5年の刑を務めなければならないイアン。
ただし、所内で問題を起こさなければ、半日または一日の一時出所が認められている・・・

と、物語らしい物語は、ほとんどない。
父親が不在の家族の様子と、父親に面会に行ったときの様子が、交互に描かれていくだけ。

原題の「EVERYDAY」が示すように、変わらない日々、その日ごと、毎日が描かれていく。

ときおり挿入されるイギリスの田舎町の風景に、マイケル・ナイマンの音楽が滔々と流れる。

ほとんど物語はないのだけれど、その中で子どもたちは成長していく。

父に会いたいのは会いたいが会うとどこかよそよそしくなっていくロバートや、顔つきは厳しくなっていくのだけれど何故か泣き虫癖は抜けないショーンなど、物語をつくり込んでいない分、愛おしく感じられます。

5年経ってイアンの出所で映画はエンドとなるのだけれど、日々は静かに進んでいく(いや、このあと、劇的に日常が変わるはずだ)。

映画を観終わって、「このあとが観たいんだよなぁ」という友人がいるが、まさにそんな感じの映画でした。

評価は★3つ半としておきます。

<追記>
マイケル・ウィンターボトム監督がこの作品の前に完成させたのが、トーマス・ハーディの『テス』をインドに舞台を移し替えた『トリシュナ』。
同じくトーマス・ハーディ原作を映画化した『めぐり逢う大地』『日蔭のふたり』もあるので、振幅の大きい監督です。
それ以外にもクライムノベルの映画化『キラー・インサイド・ミー』やSF映画『CODE46』もあるので、レパートリーの多さでは随一ですな。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:92本(日韓合作1本あり)
 外国映画60本(うちDVDなど13本)
 日本映画33本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:148本
 外国映画121本(うち劇場15本)←カウントアップ
 日本映画 27本(うち劇場 5本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
確かに映画のエンド以降、あの家族は劇的に変わっていくのでしょうが、監督が興味をもったのは、父親がいない時の家族の様子なのでしょうから、仕方ないですね。あの状況の中で母親はどう家族を維持していくのかという観点からみれば、波風はありましたけど、どちらかというと少なかったのではないかと思いました。
ぷ〜太郎
2015/01/11 19:32

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