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zoom RSS 『妻の病 -レビー小体型認知症-』:妻をささえる夫と姉 @ロードショウ・単館系

<<   作成日時 : 2015/01/10 11:15   >>

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2015年のロードショウ鑑賞第1弾はドキュメンタリー『妻の病 -レビー小体型認知症-』。
ドキュメンタリーづいているのは昨年から変わらず。
タイトルにあるとおり、レビー小体型認知症を患う妻と、彼女に寄り添った夫のふたりの記録です。
さて、映画。

石本浩市さんは、高知県南国市で小児科を開業する医師。
監督の伊勢真一さんとは、10数年前、小児がん治療の現場で知り合い、旧知の仲。
石本さんの妻・弥生さんの病は、それからまもなく発症し、当初は統合失調症と診断されていた。
しかし、医師である石本さんは、認知症を疑い、詳しく検査したところ、レビー小体型認知症であることがわかった。
妻の介護と小児科医の職を両立しようとした石本さんは、負荷が高くなり、自身も鬱病になってしまう・・・

この映画、まずは、レビー小体型認知症という病気を知らしめるもの。

最近、女優の檀ふみによってさまざまな認知症があることを啓蒙する公共CMが登場しているので、名前は知られはじめていると思う。
が、実際の症例を観るのは、今回がはじめて。

パーキンソン症状に幻視・幻聴、それに記憶障害と症状が輻輳している。
記憶障害に加えて、身体能力が衰えているため、介護する側としても相当苦労している。
その苦労の様子は、石本さんとともに弥生さんを介護している彼女の姉が語る次の言葉からもうかがえる。

「介護経験が長く、アルツハイマーの患者には慣れているが、今回の病ははじめてなので、当初はかなり困惑した」

しかし、病は患っていても、弥生さんの感情は元気な頃と変わらず、悲しいときには泪するし、楽しいときには当然に笑う。

石本さん自身にも鬱症状が出た介護開始当初に、東京の施設にはいった弥生さんから送られてきた短い手紙が泣かせる。
病を患っている自身よりも、医師として、介護者として疲れ果てた石本さんを労(いた)わる気持ちが伝わってくる。
それも、自身の名前・弥生という文字を書くのも、もう覚束ないというのに。

ポスターにもあるとおり、寄り添って生きるふたりの姿が印象的。

評価としては★3つ半としておきます。

<追記>
ただし、現在進行形の物語でもあり、いろいろと制約があるためか、やたらと風景が写し出されます。
ナレーションで巧みに処理はしていますが、そこいらあたりは、いかんともしがたいですね。

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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:1本
 外国映画 0本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 1本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:2本
 外国映画 2本(うち劇場 2本)←カウントアップ
 日本映画 0本(うち劇場 0本)
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