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zoom RSS 『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』:流血暴力オンパレードだけれど少々社会派 @試写会

<<   作成日時 : 2015/04/17 00:01   >>

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マーティン・スコセッシ(製作総指揮)とアンドリュー・ラウアンドリュー・ローとの共同監督)が組んだ『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』、試写会で鑑賞しました。
1980年代〜90年代の米国ニューヨークでの中国人移民ギャングたちの実話にインスパイアされた物語です。
さて、映画。

1980年代、民主化運動に対する圧力からか中国からアメリカへの移民が激増する。
その大半が不法入国。
10歳の少年サミーもそのひとり。
渡航中に親を亡くして孤児となったサミーは、密入国を手引きする組織の首領の命令で、同じ年ごろのスティーブンとその母親に引き取られることになる。
当時の米国では中国移民に対する差別も強く、かつ、先に移民していた者たちによって牛耳られている有様だった。
チャイナタウンで生き残るべく、サミーとスティーブンは、いくつかあるギャング組織のうち「青龍(グリーン・ドラゴン)」と呼ばれる組織に幼くして加わることになる。
血気盛んなスティーブンと、穏やかなサミー、対照的なふたりであった・・・

といったハナシ。

組織の中でのサミーとスティーブンとの友情譚かと思いきや、もう少しハナシの奥が深い。

1980年代〜90年代の米国におけるアジア人差別や、スネークヘッド(蛇頭)と呼ばれる密入国斡旋の非合法組織の存在、さらには乱立する中国人・韓国人ギャング組織の抗争など、かなり社会派的な要素がある。
特に、差別は根が深く、アジア人が殺されたとしても、警察はあまり重きを置かず、まともな捜査がされていなかったことが窺い知れる。

とはいえ、映画はドンパチや流血暴力シーンが多く、かなり疲れる。
その上、登場人物も多くて、ちょっと気を抜くと、誰がだれか判らなくなってしまう。
(それに今回の試写会は、映写設備の問題からか、画面が暗くてヌケが悪く、暗いシーンでは人物の判別が出来ないほどだった)

かなりゴタゴタしたつくりであるが、後半は、組織の中で良心を通そうとするサミーに焦点が当てられていくあたりは興味深い。
ただ、結末としては、少々後味がよろしくないのであるが・・・

ということで、評価は★3つとしておきます。

<追記>
80年代の米国におけるチャイニーズ・マフィアといえば『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』を思い起こします。
が、あちらはまだスマート、こちらはかなり泥臭い。
そこがマイケル・チミノとアンドリュー・ラウの差異でしょうね。

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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:23本
 外国映画18本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:51本
 外国映画40本(うち劇場11本)
 日本映画11本(うち劇場 3本)
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「リベンジ・オブ・ザ・グリーンドラゴン」
製作総指揮マーティン・スコセッシ、監督アンドリュー・ラウ(アンドリュー・ロウ)…なのに、ひっそりと上映され、ひと月も経たない内に公開終了。もしかして、地雷…?と思いつつ、劇場に足を運ぶ。 地雷…当たらずとも遠からず…なんというか、華がない。実話なんだからしゃーないやん、とはいうものの、こんな風に残虐で救いがなくて胸の悪くなるような話であったとしても、華がある作品は必ずある。それと、社会派なのか、単なるマフィアものなのか、どっちつかずのような。いや、淡々と事実を語るならそれもいい。真のリアリ... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2015/05/19 16:53

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