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zoom RSS 『あなたを抱きしめる日まで』:社会派で抒情派のフリアーズ監督らしい佳作 @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2015/06/26 21:24   >>

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昨年春に劇場公開されたスティーヴン・フリアーズ監督の『あなたを抱きしめる日まで』、DVDで鑑賞しました。
ちょっとメロウすぎる日本語タイトルに恐れをなして、どうしたものかしらん、と思っていた映画でした。
さて、映画。

イギリスに暮らすアイルランド女性フィロミナ(ジュディ・デンチ)。
かつて望まれぬ妊娠をして子どもを産み、修道院に入れられていた経験を持つ。
一方、かつては政府首脳報道官の立場にいたジャーナリスのマーティン・シックススミス(スティーヴ・クーガン)、彼はある日、フィロミナの娘と知りあい、フィロミナに50年前に人知れず出産し、フィロミナが息子の行方を気遣っていることを聞く・・・

というハナシ。

少々凡庸な感じのする日本タイトルから、ははぁん、最後はフィロミナに出逢うところで終わるだろうなぁ、と予想をする。
が、ああにはからんや、フィロミナの息子の行方は半ばで知れてしまう。

ええぇ、そんなぁ・・・であるが、ここからがこの映画の上手いところ。

先に亡くなった息子は、実母のことをおもっていたのか、生まれ故郷のことをおもっていたのか、を話題の中心に据えつつも、それ以上に亡くなった息子がどういう人物だったのかが気になる。

その両方を満たすように、進んでいく脚本(スティーヴ・クーガン兼)は見事である。

ただの謎解き風映画、お泪頂戴の映画にせずに、その中間で折り合いをつけたスティーヴン・フリアーズ監督は見事でしょう。
ただしまぁ、ジュディ・デンチは70歳前には見えないのですがね。

評価は★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:43本
 外国映画33本(うちDVDなど 5本)
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:74本
 外国映画60本(うち劇場14本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場 3本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
よくできた作品だと思います。修道院で始まって、修道院で終わる。芯が通った脚本だと感心しました。それにしても、少し前までの英国の実態とは、非情なものだったんですね。
ぷ〜太郎
2015/07/10 01:51

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