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zoom RSS 『たそがれの女心』:流麗華麗豪華絢爛なカメラワークの恋愛喜悲劇 @フランス映画祭

<<   作成日時 : 2015/07/01 16:26   >>

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6月下旬に開催されていたフランス映画祭でクラシック映画を鑑賞しました。
映画は、1953年製作、マックス・オフュルス監督の『たそがれの女心』。
製作から60年以上も経た作品ですね。
まぁ、中学生の頃はNHK教育テレビの「世界名作劇場」で『自由を我等に』や『望郷』などをよく観たものです。
それらの戦前作品に比べると、まだ新しい部類かも。
さて、映画。

舞台は1900年、ベル・エポックの華やかなパリ社交界。
賭けでつくった借金を返済するために、ある貴婦人マダム・ド…(ダリエル・ダリュー)は夫の将軍(シャルル・ボワイエ)から贈られたダイヤの耳飾りを無くしたことにしてひそかに売ってしまう。
新聞で紛失事件を知った宝石商から連絡を受けた将軍は耳飾りを買い戻し、自らの愛人に餞別として贈る。
耳飾りは将軍の愛人の次にドナティ男爵(ヴィットリオ・デ・シーカ)の手へと渡った。
そして男爵はマダム・ド…と恋に落ち、彼女にこの耳飾りを贈る・・・。
(フランス映画祭公式HP http://unifrance.jp/festival/2015/films/film12 から抜粋、俳優名追記)

というハナシ。

原題も「Madame de…」で、侯爵夫妻の名は最後まで明らかにされない。
まぁ、名前なんてどうだってよろしい、というところ。

マックス・オフュルス監督は長廻し演出で有名だったらしく、本作品でも、冒頭のマダムが売り払う宝石をどれにしようかしらと悩むところから抜群に冴えている。
その後も、侯爵の屋敷や宝石商の店内、駅のプラットホームといたるところでその長廻しの腕は発揮される。

その中でも、見どころは、マダムと男爵が日夜繰り広げる舞踏会でのダンスシーン。
ブライアン・デ・パルマ監督もビックリするほどの流麗華麗豪華絢爛なシーンが連続します。

さすがはフランス大手ゴーモン社の大スタジオ映画であるわいな。

耳飾りが次から次へと人手に渡っていく前半は、速力を感じる長廻しでほとんどコメディのよう。

しかし、後半は一転、マダムと男爵の悲恋、メロドラマになって、演出も停滞してしまう。

オゾンの『8人の女たち』では大層な婆さん(失礼)だったダリエル・ダリューも、この映画では大層お美しい。
苦み走ったシャルル・ボワイエと、少々甘い顔つきのヴィットリオ・デ・シーカは対照的。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
マックス・オフュルス監督作品は、他に、『忘れじの面影』は観てるような気がします。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:43本
 外国映画33本(うちDVDなど 5本)
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:76本
 外国映画62本(うち劇場15本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場 3本)
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