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zoom RSS 『ボヴァリー夫人とパン屋』:パトリス・ルコントを髣髴させる艶笑喜劇 @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2015/07/12 22:30   >>

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今年のフランス映画祭で上映された映画が続々とロードショウされます。
ボヴァリー夫人とパン屋』もそのひとつ。
この手の作品は2週目に入ると上映回数が激減するのがシネコンの通例。
ということで、公開後すぐに出かけた次第。
さて、映画。

フランス・ノルマンディの田舎町。
父親が営業していたパン屋を引き継いだ、パリからのUターン男・マルタン(ファブリス・ルキーニ)。
彼の家の向かいの古屋に、イギリス人夫妻が引っ越してきた。
その名も、チャーリー(ジェイソン・フレミング)とジェマ(ジェマ・アータートン)のボヴァリー夫妻。
あれれ、フローベールの小説『ボヴァリー夫人』と同じではありますまいか。

小説では、平凡な主婦がいつしか抜き差しならない不倫愛にはまりこんで、自殺してしまった・・・

そんなことになるはずはない、と思いつつ、ジェマを見つめるマルタンであった・・・

というハナシ。

むふふふふ、なんとなくパトリス・ルコントの艶笑喜劇を思わせる設定で、物語の中心の三人の配役がとてもよろしい。

地味なジェマが、マルタンの眼を通してみると、これがなかなか官能的にみえてくる。
そして、あんなことやこんなことになるのではないかしらん、というマルタンの心配を他所に(というか、心配どおりに、というか)あんなことやこんなことになってしまう。

監督のアンヌ・フォンテーヌ監督は『ドライ・クリーニング』や『恍惚』なんかを手掛けた女性なので、平凡な女性が官能に溺れていくさまや、嫉妬する男性の描き方がなかなか上手い。

結末は・・・

まぁ、身から出た錆とでもいうようなものなのだが、悲劇的なのにあまりに滑稽で皮肉。
この結末には、思わず、噴き出してしまいました。

フランス人とイギリス人の対比や、傍役で登場するイギリス男性と結婚したスノッブなフランス女性など、随所に皮肉な味わいm感じられます。

ただし、少々散漫な印象も否めないので、評価は★★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:51本
 外国映画39本(うちDVDなど 6本)←カウントアップ
 日本映画12本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:80本
 外国映画66本(うち劇場15本)
 日本映画14本(うち劇場 3本)
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タイトル (本文) ブログ名/日時
ボヴァリー夫人とパン屋
原作 GEMMA BOVERY 上映時間 99分 映倫 R15+ 製作国 フランス 監督 アンヌ・フォンテーヌ 出演 ファブリス・ルキーニ/ジェマ・アータートン/ジェイソン・フレミング/ニールス・シュナイダー/ピップ・トレンス/メル・レイド ...続きを見る
to Heart
2015/07/19 19:36

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