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zoom RSS 『チャップリンからの贈りもの』:悪いハナシではないが、まだるっこしい @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2015/07/22 10:23   >>

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今年のフランス映画祭で上映された映画が続々とロードショウ。
ボヴァリー夫人とパン屋』に続いてのロードショウ作品がこの『チャップリンからの贈りもの』。
この手の作品は2週目に入ると上映回数が激減するのがシネコンの通例。
1週目から1日2回と早くも終了間近な危機感大。
ということで、公開後すぐに出かけた次第・・・
おぉぉ、小さいスクリーンながらほぼ満席に状態で、年配の方々が非常に多い。
たぶん、タイトルに惹かれたんだろうなぁ。
さて、映画。

1977年スイス。
少々お調子者のエディが短い刑期をつとめて出所する。
迎えにきたのは永年の親友オスマン。
ベルギー人のエディと、アルジェリア人のオスマン、ふたりは大昔にとある事件をキッカケにして知りあった。

オスマンはしがない半端仕事の作業員。
妻と陽気な幼い娘との三人で、廃品集積場のようなところの片隅のボロ屋で暮らしているが、妻は腰の病気がひどくなり、入院中。
エディをボロ屋の隣のこれまたボロのトレイラーで暮らすように誘うが、暮らし向きがよくなる気配はない。

結婚式は挙げたが届出をしていなかったオスマンは、妻の治療費に保険が効かず、二進も三進もいかなくなってしまう。
見かねたエディが思いついたのが、先日のクリスマスに他界したチャップリンの遺体を盗み出して身代金をせしめようというものだった・・・

というハナシ。

チャップリンの遺体誘拐までを長々と記したが、映画も犯行に至るまでの状況を丹念に描いています。
ただし、どうにも冗長でまだるっこしい。
監督のグザヴィエ・ボーヴォワは『神々と男たち』を撮ったひとだが、あの映画もまだるっこしい映画だったように記憶しています。

ところどころに、チャップリン映画を髣髴とさせるオマージュシーンはあるものの、チャップリン本人の映像は『街の灯』のラストシーン近くのワンシーンと、短編『霊泉』(かな?)の比較的長いシーンが観られる程度。

御大ミシェル・ルグランの少々派手目な音楽自体はいいが、渋めの劇伴がないので、全体としては音楽だけが浮いちゃっている感がなきにしもあらず。

115分の尺をあと20分ぐらい縮めれば佳作になったんだけれど。

評価は★★★(3つ)としておきます。

<追記>
サーカスの団長として登場するキアラ・マストロヤンニは、父親マルチェロ・マストロヤンニにますます似てきてビックリ。
チャップリンの秘書役ピーター・コヨーテは久々に観たような思いがしました。
ポランスキー監督の『赤い航路』は、もう20年以上も前になるのか・・・



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:53本
 外国映画41本(うちDVDなど 6本)←カウントアップ
 日本映画12本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:82本
 外国映画68本(うち劇場15本)
 日本映画14本(うち劇場 3本)
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