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zoom RSS 『ひと月の夏』:若き日のコリン・ファースが主演の佳作 @VHS・レンタル

<<   作成日時 : 2015/08/14 19:45   >>

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8月の第2週目は自宅でミニ英国映画祭の趣、新旧取り混ぜて3本観ました。
1本目はパット・オコナーが1987年に監督した『ひと月の夏』。
コリン・ファース主演、ケネス・ブラナー、ナターシャ・リチャードソン共演の作品です。
さて、映画。

第一次世界大戦後の英国ヨークシャー地方。
戦争後遺症(吃音)に悩まされるバーキン(コリン・ファース)は、牧師に請われ、教会の壁画の修復のために寒村を訪れることとなった。
荘園主の遺言で、教会への寄付の条件が壁画修復だったためである。

件の壁画は500年ほど前に描かれたものであるが、漆喰で塗り固められている。

また、教会の庭には、古い墓地の発掘をしているムーン(ケネス・ブラナー)がいた。
彼もまた、戦争での体験を引きずっていた・・・

というハナシ。

長閑な田園風景で繰り広げられるハナシに驚くようなところはほとんどない。
が、登場人物の誰もが何かしらの因縁を抱えており、それがどことなく穏やかでない雰囲気を醸し出している。

戦争での体験が暗い影を落としているバーキンとムーン然り。
信仰熱も淡い村びとたちに説教をする神父然り。
ナターシャ・リチャードソン扮する神父の妻も然りである。

なによりも、バーキンが修復している壁画が「最後の審判」であり、第一次大戦が神の審判を潜り抜けてきたような暗喩もある。

そして、その壁画を修復していくうち、絵の下方に暗い過去の因縁が描かれていることが判ってくるとともに、ムーンの発掘と結びついていくあたり、ミステリー的味わいも感じられます。

飛びぬけた出来ではないけれど、不思議な魅力を持った佳作といえます。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:61本
 外国映画48本(うちDVDなど 7本)
 日本映画14本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:91本
 外国映画76本(うち劇場15本)←カウントアップ
 日本映画15本(うち劇場 4本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ふ〜ん・・・。ミス・マープルが暮らしていた村も
このようなところだったんでしょうかね。
おすもうさん
2015/08/19 16:19

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