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zoom RSS 『ソロモンの偽証』前篇「事件」、後篇「裁判」:ひとつの事件が多数のうねりを産む宮部作品だが @DVD

<<   作成日時 : 2015/08/21 21:34   >>

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最近はやりの二部作上映。
その中でもたぶん今年最大の注目作『ソロモンの偽証』前篇・後篇を二日に渡り鑑賞しました。
サブタイトルが示すとおり二部作にした理由も明確で、これでも膨大な原作をダイジェストしたのだろうと感じました。
(原作は未読ですが)
さて、映画。

1990年クリスマスの朝、東京・深川に中学校でひとりの男子生徒の遺体が雪に埋もれた状態で見つかった。
見つけたのは、クラスメイトの男女ふたり。
屋上からの転落死とみられる遺体であったが、年が明けた1月7日に関係者に、少年はクラスメートに殺されたという告発文が届いた・・・

というハナシ。

原作は未読なれど、長くなればなるほど、ひとつの事件が多数のうねりを産む宮部みゆき作品、これでもダイジェストなんだろうという印象はぬぐえません。

とはいえ、じっくり構えた成島出監督の演出は好感が持てるし、生徒たちも好印象。

なんだけれども、どうも、いまひとつ面白みに欠けるのは何故に?
そう、思いました。

たぶん、後篇「裁判」の裁判シーンに丁々発止が少ないからなのかもね。

前篇「事件」で後篇「裁判」ならば、事件の伏線は前篇で出尽くすのが、礼儀というもの。
その意味では、「意外な事実」は後篇では少ないです。
確かに、いくつかあるにはあるのですが・・・

後篇の半分以上は、裁判シーンに費やしてほしかったところだけれど、実質は3分の1程度。
この後篇の裁判シーンの弱さは如何ともしがたい。

未成年のいじめに焦点をあて、収斂していく物語もあまり目新しいわけではないし、どう評価すればいいかしらんと悩むところ。

まぁ、「戦争=憎しみの連鎖」と同じく「いじめ=蔑みの連鎖」としているあたりは興味深いけれども。

力作なんだけれども、どこかカタルシスには遠いような印象を受けました。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:67本
 外国映画51本(うちDVDなど 8本)
 日本映画16本(うちDVDなど 2本)←カウントアップ

旧作:2015年以前の作品:93本
 外国映画78本(うち劇場15本)
 日本映画15本(うち劇場 4本)
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