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zoom RSS 『私の少女』:いやぁ、実(げ)に恐ろしきは女 @名画座

<<   作成日時 : 2015/09/21 22:38   >>

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韓国映画2本立ての2本目は『私の少女』。
『ペパーミント・キャンディー』『シークレット・サンシャイン』『ポエトリー アグネスの詩』のイ・チャンドンが製作した社会派作品です。
さて、映画。

韓国の海辺の寒村、若い働き手の少ない過疎の村。
地元警察の所長としてソウルから赴任してきたのは若い女性警官ヨンナム(ペ・ドゥナ)。
なんらかの事情があって左遷されてきた様子。

赴任の日、ヨンナムはドヒという少女(キム・セロン)と知りあう。
少女は、日常的に継父のヨンハから暴力を受けているが、村の重要な働き手であることから、村人の多くはヨンハの暴力を大目に見ている。
しかし、ある日、ヨンハの暴力を見かねたヨンナムは、ドヒを自分の舎宅に引き取り、一緒に暮らすことにした。
そのことによって、ヨンハは村人からあらぬ嫌疑をかけられてしまう・・・

というハナシ。

とにかく、韓国のいまだ閉塞的な寒村の姿が、これでもかというぐらいに描写される。
ねじくれた男尊女卑、ムラ意識などが露骨に登場する。

特に、ヨンハとその母親は観ていたくないほどの品性のなさ。

そんな環境の中で、ヨンナムが左遷されてきた理由がわかるのだが、まぁ、やはり色眼鏡でみられてしまうのは必至だろうなぁ、と気の毒になってしまう。

そういった陰鬱をした雰囲気をとらえたカメラは、寒々しくも痛々しい。
先に観た『海にかかる霧』とは対照的なインディペンデンス映画の様相です。

で、普通の社会派映画のように思えて、終盤、一気にサスペンス度を増すのだけど、いやぁ、実(げ)に恐ろしきは女、という思いが募りました。

ペ・ドゥナとキム・セロンの両名とも、かなりの熱演(冷めていながらも、芯ではものすごく熱い)。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:82本
 外国映画61本(うちDVDなど11本)←カウントアップ
 日本映画21本(うちDVDなど 4本)

旧作:2015年以前の作品:107本
 外国映画88本(うち劇場15本)
 日本映画19本(うち劇場 5本)
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コメント(2件)

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ペ・ドゥナはやはり雰囲気のあるいい女優さんですね。韓国の片田舎の様子といい、人々といい、ここに生まれなくてよかったと思います。「実(げ)に恐ろしきは女」という感想はよくわかりますが、そういうには、ドヒの描きかたがとち物足りないなと感じました。
ぷ〜太郎
2015/10/26 18:48
ぷ〜太郎さん、コメントありがとう。
なるほど、まだまだ自分は、女の恐ろしさがわかっていないなぁと感じております。
りゃんひさ
2015/10/26 21:58

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