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zoom RSS 『ヴィジット』:米国田舎の老人は恐ろしい、というハナシ @ロードショウ・一般劇場

<<   作成日時 : 2015/10/27 23:02   >>

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M・ナイト・シャマラン監督の新作『ヴィジット』。
『エアベンダー』『アフター・アース』の2本は未見なので、鑑賞するのは『ハプニング』以来ということになる。
『シックス・センス』が衝撃的な作品だったのでその後の評価がもうひとつもふたつもなんだけれど、『ヴィレッジ』は結構面白く観れたし、いちばん好きな作品かもしれない。
全米でもなかなか好評ということで、期待して出かけました。
さて、映画。

ベッカとタイラーの姉弟。
ふたりの母親は、ベッカを身ごもってから両親と折り合いが悪くなって出奔、その後は両親と会っていない。
しかるに、両親は娘のことを最近ネットで知り、孫たちに会いたいと申し出てきた。
仕方なく、母親はベッカとタイラーを祖父母のもとに一週間泊まりに行かせることにした・・・

というハナシ。

そこで、ベッカとタイラーは祖父母の奇妙な行動を目にすることになり、祖父母はそれぞれ互いを認知症や精神疾患を患っているといいだす。
しかし・・・

全編、ベッカとタイラーが持つカメラで撮られた映像でストーリーが語られるわけだが、この手法は効果的でもあり、効果がないような箇所もある。

効果的なのは、子どもたちから老人がどう見えるのか、ということを意図的に描くことができる点。
効果的でないのは、緊迫した場面でも「カメラを持っているのは、どうなのかしらん?」と思っちゃう点。

まぁ、子どもからみた老人というのは「奇妙で不気味」ってことなんだろうけど、それってなんだかなぁ、って思っちゃう。

で、シャマラン監督といえば「ドンデン返し」なんだどうが、オチはすぐに気づいちゃう。
というより、全然ヒネリはない。
いや、祖父母たちが自ら告白してたりする。

あっ、気づいたけれど、シャマラン監督の映画って、ほとんど内容は途中で本人たちがバラシている。
『シックス・センス』でのオスメント少年は「ぼくは死んだ人がみえるんだ」っていってるし、『アンブレイカブル』でも「おれは怪我ひとつしない」っていっている。

この映画でも、そう。
祖父母ふたりは、互いで互いのことを、ちゃんと説明している。

なので、言っちゃ悪いが「ドンデン返し」ではなく、強いて言えば「でんぐり返し」。
観客が勝手に、ぐるんと廻っちゃうように仕向けているだけ。

この映画のオチは・・・
いわゆる「アメリカン・ゴシック・ホラー」の典型ですね。
ジョン・ハフ監督の『アメリカン・ゴシック』や、有名どころではトビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』の系譜。
とにかく、アメリカの田舎の老人は恐ろしいのですよ。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:95本
 外国映画69本(うちDVDなど14本)←カウントアップ
 日本映画26本(うちDVDなど 4本)

旧作:2015年以前の作品:114本
 外国映画92本(うち劇場15本)
 日本映画22本(うち劇場 7本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜ん、期待はずれもいいところ。第一に子供の手持ちカメラの映像がイライラするし、その語りもうざい。最後の精神病院から逃げ出した云々もありきたり。普通に撮った方が面白い作品になったのではと思ってしまいました。(ただし、精神病院は除く)
ぷ〜太郎
2015/11/30 15:17

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