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zoom RSS 『ザ・トライブ』:閉塞感がただならない無台詞犯罪映画 @名画座

<<   作成日時 : 2015/11/07 16:42   >>

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ここのところ足繁く通う近所の名画座で「言葉は不要、身体でぶつける愛と憎しみ」と銘打って2本の映画を上映。
その1本がこの『ザ・トライブ』。
「Drive」ではなく「Tribe」。
自動車の映画ではなく、「種族、部族」といった意味だそうだ。
さて、映画。

ウクライナの寄宿制聾唖学校に転校したひとりの少年。
その学校には、麻薬売買や売春などに手を染める犯罪者のグループがあり、寄宿舎の舎監がボスとしてグループを取り仕切っている。
寄宿舎で暮らすことで、おのずとグループに組み入れられてしまう少年。
しかし、ある事件が契機となって、少年はボスの情婦の少女のひとりと懇(ねんご)ろになってしまう・・・

というハナシ。

聾唖学校を舞台にしており、セリフは音楽すら一切ない。
登場人物は手話でコミュニケーションを図っているが、字幕などで説明されることもない。

演出は長廻し、ワンシーンワンカット。
それもロングショットが多い。

観はじめた当初は、その演出スタイルにかなり緊張を強いられたが、映画が進むうちにそれほど緊張しなくなった。
というのも、ストーリーがお馴染みの犯罪映画のパターンだから。

ポスターデザインから、もっと個人ベースの愛憎劇、男女の愛憎劇かと思っていたけれど、そうでなかったので、少々残念。

ただし、閉塞感はただならない。
この全編篇を覆う閉塞感は、ウクライナの現状なのかもしれない。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
少年が転校してきてから犯罪に明け暮れている描写がほとんどなのだけれど、たぶん学期末に転校してきたのでしょう。
冒頭で、学校の中庭に生徒たちが集まって年長の先生がなんらかの訓話(当然、手話)をして、拍手(の替わりの両手のひらつかせる仕草)があり、解散するのだけれど、その際、生徒たちが教師たちに花を渡してる。
終業式で、生徒から教師に花を手渡すのは、ヨーロッパでは一般的だと聞いたことがあるので。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:104本
 外国映画74本(うちDVDなど16本)←カウントアップ
 日本映画30本(うちDVDなど 5本)

旧作:2015年以前の作品:117本
 外国映画94本(うち劇場17本)
 日本映画23本(うち劇場 8本)
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