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zoom RSS 『石巻市立湊小学校避難所』:あの女の子は、いまはどう感じているのだろうか @企画上映・単館系

<<   作成日時 : 2015/12/22 00:24   >>

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11月観たドキュメンタリー映画『石巻市立湊小学校避難所』、遅ればせながらレビューアップします。
2011年の東日本大震災で避難所となった石巻市立湊小学校。
避難者たちの避難所で生活を、震災から1ヶ月後の4月から閉所される11月までの6ヶ月を丹念に、そして寄り添うように撮った映画です。

登場するひとびとはさまざま。
幼い女の子と暮らす父母、ひとり暮らしの老女、同じコンビニで働く中年男性のふたりなどなど。
そこへ暮らすひとびとに暗さは、意外と言ってもいいほど、感じない。

たしかに、行政の対応に不満を言いつのるひともいるが、そのひとは避難所で暮らしているわけではなく、被災した近くの自宅から通っているひとだったりする。

そうすると、この避難所で暮らすひとびとの明るさは、どうとらえたらいいのだろう。
答えは、終盤、幼い女の子が答えてくれる。
「思い出すと哀しくなるから、思い出さない」

当然のことながら、心の傷は、経験していない者にはわからないほど、大きい。
しかし、哀しみに暮れているばかりでは、死んでしまう。

だから、思い出さないようにして生きる、それしかあの時点の彼らにはなかったということ。

この映画が公開されたのは2012年8月。
震災から、1年半しか経っていない。
あの頃は、あの大津波を経験していない身としても、観るのはつらかった。
4年半経って、やっと、振り返ることができるようになった。

あの女の子は、いまはどうなのだろうか。
いまでも「思い出すと哀しく(て死んでしまいそうに)なるから、思い出さない」なのだろうか。
それとも「思い出すと哀しいけれど、(思い出しても)いまは生きていける」なのだろうか。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:126本
 外国映画90本(うちDVDなど19本)
 日本映画36本(うちDVDなど 7本)

旧作:2015年以前の作品:127本
 外国映画103本(うち劇場18本)
 日本映画 24本(うち劇場 9本)←カウントアップ
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