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zoom RSS 『大陸横断超特急』:列車サスペンス・コメディの快作 @DVD

<<   作成日時 : 2015/12/27 17:13   >>

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大陸横断超特急』を、かなり昔に購入していたDVDで鑑賞しました。
1977年4月にロードショウ公開されており、たぶんその年の秋頃に名画座で鑑賞して以来になります。
いや、テレビで広川太一郎の吹替版もチラっと観たかしらん。
ロードショウ当時は、パニック映画終末期だったので、シカゴ駅に列車が突っ込むシーンがあることから、パニック映画のような売られ方をしていました。
中学生のりゃんひさも、そう思って観にいったところが、コメディ・サスペンスで期待とは違っていましたが、かなり愉しめた一篇でした。
さて、映画。

妹の結婚式に向かうために、ロサンゼルスからシカゴへの二泊三日の列車旅に乗り込んだジョージ(ジーン・ワイルダー)。
隣のコンパートメントの美女ヒリー(ジル・クレイバーグ)と懇ろになったところ、列車の窓の外を落下していく男性を目撃してしまう・・・

といったハナシで、『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』の脚本を書き、後に『ファール・プレイ』『9時から5時まで』の監督も務めたコリン・ヒギンズの脚本が素晴らしい。

列車が舞台のサスペンスやミステリーといえば『オリエント急行殺人事件』や『バルカン超特急』が思い出されるところだけれど、それら諸作に対してかなりヒネッてある。
というのも、列車ものは舞台が限定されるため、少々狭苦しくなってしまう。
そこをこの映画では、二度三度と主人公のジョージが列車が落ちてしまい、どのようにして列車に追いつくかというところで、笑いを誘っている。
そこのあたりがアメリカナイズされたロードムーヴィの雰囲気もあり、英国製列車サスペンスと一味違っている。

この映画で成功したのか、ジーン・ワイルダーとリチャード・プライアーのコンビ作品は『スター・クレイジー』など数作つくられているが、アクの強いリチャード・プライアーの出番は少なく、笑いもどぎつくなくて好感が持てます。

終盤には『疑惑の影』を髣髴とさせるショットもあり、さらにシカゴ駅に列車が突っ込む大スペクタクルもあり、最後まで飽きさせません。
なお、ラストのスペクタクルシーンは『スピード2』でも採用されており、この映画が元ネタではありますまいか。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

<追記>
当時の謳い文句はコレ。
《ロス=シカゴ》愛と冒険を乗せて 衝撃のノン・ストップサスペンスが始まった!
完全犯罪をのせ狂気の極地へ突っ走る 超特急「シルバー・ストリーク」号 〈シカゴ駅〉構内に突入する殺人パニック暴走列車!

と、完全にパニックスリラー映画です。


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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:128本
 外国映画91本(うちDVDなど19本)
 日本映画37本(うちDVDなど 7本)

旧作:2015年以前の作品:129本
 外国映画105本(うち劇場18本)←カウントアップ
 日本映画 24本(うち劇場 9本)
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