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zoom RSS 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』二部作:21世紀のサンダ対ガイラか、プルトニウム人間か

<<   作成日時 : 2016/04/04 00:58   >>

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昨年、論議を醸した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN二部作、DVDで鑑賞しました。
原作漫画は未読、テレビで放映していたアニメ版も未見。
なので、ほぼ予備知識なし。
知っていたのは、前後編とも尺が90分前後だということぐらい。
だから、おいおい、せいぜい2時間20分ぐらいにまとめられんのか!と憤ったぐらい。
観てみたら・・・
まとめられるだろう、と思った。
さて、映画。

いつだかわからないが未来のハナシ。
場所もよく判らないが、世界に突如、巨人が現われ、ひとをバシバシと喰ってしまうという事態になった。
生き延びた人々は三重の壁を築き、巨人の攻撃を防いでいた。

それから100年。
壁の外に巨人がいることすら忘れかけられたころ、大外の壁の外から壁を超す丈の大巨人が現われて、壁の一部が壊されてしまう。
壊れた壁の穴の向こうから、巨人たちが内側に侵入し、人々を再びバシバシと喰い始めた・・・

というハナシ。

まぁ、設定としては面白い。
けれども、かなり不愉快になるシーンも少なくない。

とにかく、巨人の蛮行の描写が汚らしい。
野生の巨人なのだから素っ裸、それも中年小太り・大太り体型やらガリガリ体型やら髪髭伸び放題やらと、延々と見せられるのはかなりツライ。
素っ裸だけれど、股間部はツルンとしていて、これがまた気持ち悪い。

素っ裸なのは仕方ないとしても、もう少し撮り方に工夫はなかったものか。
全身を写すショットは少なく、血しぶき内臓の飛び散るシーンは少なく、と。
延々と映さなくても、インパクトはそれなりにあると思うのだけれど。

また、巨人たちに立ち向かう兵士たちの力量がかなりお粗末。
夜陰に紛れての行軍、沈黙を課せられているのに、のべつ幕なしにおしゃべりして自ら危機を招いてしまう。
サスペンスの盛り上げ方が、いまひとつで、脚本が少々お粗末。

で、主人公の青年が巨人に食われたにもかかわらず、巨人の中から進化型巨人に変身して登場し、巨人たちをなぎ倒すところで前編が終わるのだけど、いくら二部構成でもこんなところで終わられても困る。
これ、劇場で観ていたら、さすがに激怒してしまうかも。

ということで、後編。

この後編になると、前編で登場した汚らしい巨人たちはあまり登場しないので、あまり不愉快にならずにすみました。

後編では、汚らしい巨人誕生の秘密と、管理社会への叛乱、さらに進化型巨人対決とハナシは盛りだくさん。
ただし、これまでのSF映画や特撮映画で観てきたような事柄なので、安心度合が高かったです。

巨人誕生の秘密は、軍事目的の生体実験が引き起こしたものと思われる。
殺人ウィルスが誤って軍の研究所から漏洩して、世界に蔓延したのと同じパターン。
軍の行動で誤って人間が巨大化するものとしては『戦慄!プルトニウム人間』が忘れられないところ。

管理社会への叛乱は、もうこれは幾度となく映画にされてきたテーマで、新鮮味は感じられない。

いちばん面白かったのは、進化型巨人の対決。
造形は『デビルマン』を思わせる形相で、筋肉組織が剝き出しなのは、意外とカッコイイかも。
そんな進化型巨人が二体対決するのは、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』ですな。
CG処理が加えられているが、基本はスーツアクション(着ぐるみ)なのが見て取ることが出来、オールCGよりも質量感があって好感が持てました。

壁の穴を塞ぐために不発弾を軍用トラックで運ぶシーンは、スティーヴン・キングの小説『ザ・スタンド』も思い出させてくれて、ちょっとニンマリというオマケもあり。

一応、めでたしめでたしで終わるのだけれど、最後の最後にワンエピソードがあって、この映画化が(興行的に)成功したらさらに続編をつくるぞ、みたいな感じがしたのですが、ちょっと無理っぽいかなぁ。

評価は★★★(3つ)としておきます。



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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:25本
 外国映画18本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 7本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:27本
 外国映画22本(うち劇場 6本)
 日本映画 5本(うち劇場 0本)←カウントアップ
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