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zoom RSS 『沖縄 うりずんの雨』『大地を受け継ぐ』:沖縄と福島、2本のドキュメンタリー @名画座

<<   作成日時 : 2016/05/14 23:48   >>

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『ゾンビスクール!』『ゾンビーバー』を観たのと同じ名画座での沖縄と福島のドキュメンタリー2本立て。
恐ろべし、このバラエティ。
極端から極端と言えなくもないけど・・・
鑑賞したのはゴールデンウィークのはじめの方なので、鑑賞から少々時間が経ってしまいました。
この手のドキュメンタリー映画、レビューアップが後回しになっちゃうんだよなぁ、と反省。
さて、映画。

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まずは、『沖縄 うりずんの雨』。

キネマ旬報2015年文化映画のベストワン作品。
ベストなんとかとか、なんとか賞をありがたがるわけではないけれど、賞を取れば、それだけ観る機会は増える。
そういう意味で、受賞はありがたい。

沖縄の現状を歴史を4部構成で判り易く描いたドキュメンタリーで、それぞれに「沖縄戦」「占領」「凌辱」「未来へ」のサブタイトルが付けられている。
ひとことでいえば「Occupied Okinawa」、占領下の沖縄である。

太平洋戦争の敗戦後の米国による沖縄占領に端を発するのではなく、古くはペリー提督の黒船来航時代に遡ると、この映画では説明する。

黒船来航時代から「捨て石」にされ続けてきた沖縄。
その根本にあるのは、精神的な地位的上下関係(いわゆる差別意識)にほかならない。

その差別意識は、本土と沖縄、米国とアジア、男性と女性、白人と黒人、それら差別意識のるつぼとして沖縄が存在している。

ときに「要石」と呼ばれながら、「捨て石」にされ続ける。
奉りつつ、貶める。
いやいや、本心的には、貶めて、貶めて、貶めていながら、「別に貶めちゃいないよ、大切に思っているから」っていっている。

そういうことがよくわかるドキュメンタリー。
過去の映像も含めて、判り易くて、見どころが多い。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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つづいて『大地を受け継ぐ』。

東京近郊に暮らす学生たち十数人が、福島の農家のもとを訪ね、その主から話を聞く。
そんな日帰りツアーの様子を映し出したドキュメンタリー映画。

ツアーが開催されたのは2015年5月。
東日本大震災及び福島第一原発事故から約4年の歳月が経っている。

映画は、訪れた先の農家の若い主が、当時及びその後の様子を語るのを正面から写している。
ほとんどそれだけ、といっていい。

若い主が語る当事者の生の声は、貴重だし、身に沁みる。

身に沁みる・・・
うーむ、そうなんだろうか。
恥ずかしながら、聴いていて少々疲れてしまった。

堪える、というのとは少し違って、疲れた、なのだ。

同時に鑑賞した『沖縄 うりずんの雨』の客観性を含めた映画づくりと異なり、あくまでも一人称、そのつくり方に疲れてしまったのだ。

生のものを生のままだされても・・・

そんな思いがしてしまいました。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:35本
 外国映画25本(うちDVDなど 0本)
 日本映画10本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:42本
 外国映画34本(うち劇場 8本)
 日本映画 8本(うち劇場 2本)←カウントアップ
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