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zoom RSS 『Wの悲劇』:劇中と現実の二重構造・女優誕生物語 @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/06/06 00:42   >>

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ことしは角川映画40周年。夏には映画祭も企画されていますね。
そんな中、観たのが『Wの悲劇』。
初公開時に劇場で観ていますが、「観ていない」という妻が借りてきたDVDを一緒に観ました。
さて、映画。

大手新劇劇団の研究生・三田静香(薬師丸ひろ子)。
新作舞台『Wの悲劇』のヒロイン役の劇団内オーディションに挑むが、役は同期の菊地かおり(高木美保)に持っていかれ、自分は幕開け早々に姿を消す端役の女中役兼プロンプターと相成る。
だが、大阪公演の最中に、主役女優・羽鳥翔(三田佳子)のパトロンが羽鳥のベッドで腹上死してしまう。
東京でのヒロイン役と引き換えに身代わりを務めてくれと、羽鳥から依頼された静香は、身代わりを引き受けることにした・・・

と、簡単に言えばハナシはこれだけで、そこへ静香と昵懇になる青年・昭夫(世良公則)が絡むぐらい。

扇情的なイメージがある角川映画の中でも一際地味なストーリーなのだが、劇中の二重構造以上に、薬師丸ひろ子が本格的な女優開眼ともいえる演技をみせ、劇中の三田静香の女優誕生物語が、現実の薬師丸ひろ子の女優誕生物語とがダブってくるところに、この映画の価値がある。

なので、映画的な面白さは、三田静香扮するヒロインが舞台上で「わたし、おじいさまを刺殺してしまったぁぁ!」と叫ぶところで終わっているようにも感じられる。

その後の、身代わり事件の暴露と菊地かおりによる障害事件は、もう少しひとふんばりあっていいかも、とも思った次第。

エンディングの泣き笑いのような薬師丸ひろ子の表情は魅力的なんだけれども、ストップモーション処理は、いま観るといただけない。
エンドロールが上がってくる前に暗転したほうが、良かったように感じました。

とはいえ、地味系角川映画の中では出色の出来だと思います。

評価は★★★★(4つ)としておきます。



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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:39本
 外国映画28本(うちDVDなど 0本)
 日本映画11本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:52本
 外国映画43本(うち劇場 8本)
 日本映画 9本(うち劇場 2本)←カウントアップ
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