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zoom RSS 『愛しき人生のつくりかた』:思い出は、明日へ進むための原動力 @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/07/21 22:40   >>

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ことしの1月に単館系で公開された『愛しき人生のつくりかた』、DVDで鑑賞しました。
トリュフォーへのオマージュ云々の謳い文句が予告編でみられたけれど、まぁ、そういうのとはちょっと違う。
でも、なかなかの小品佳作。
さて、映画。

パリに暮らす、64歳のミシェル(ミシェル・ブラン)は長年勤めた郵便局を退職することとなった。
家族は、これまた長年連れ添った妻(シャンタル・ロビー)と、大学生のロラン(マチュー・スピノジ)。
そんなある日、高齢の父親が他界し、母のマドレーヌ(アニー・コルディ)がこれまで住んでいたアパルトマンに残されることとなった。
しかし、マドレーヌが突然倒れてしまい、ミシェルは二人の弟と相談し、母親を介護施設に入所させることにしたが、マドレーヌは急に行方不明になってしまう・・・

というハナシ。
行方不明の原因は、認知症とかそんなではなく、マドレーヌの意思だったことがわかり、マドレーヌに可愛がられていた孫のロランが、母親の故郷・ノルマンディまで探しに出かける。

マドレーヌの行方不明という事件はあるものの、それ以外はそれほど大きな事件は起こらないが、ちょっとした人生訓めいたものがそこかしこに散りばめられており、それが可笑しいやら、納得するやら。

例えば、マドレーヌを探すロランが立ち寄ったドライブショップ(雑貨屋)で、何を買おうかと迷っているロランに、店主がレジ近くのチョコレートバーを薦める。
それをロランは、「迷っている者へ、助言が与えることができるだけの人生の達観者」と受け取り、恋人ができない自分の状況を打ち明けて、指南を請ったりする。
まぁそれは、夫婦の危機を迎えたミシェルと妻がよりを戻すラストへの伏線になっていたりもするのだけれど、そういうちょっとした洒落っ気(エスプリ)が随所で効いていて、愉しい。

原題は「LES SOUVENIRS」、思い出。
思い出は、明日へ進むための原動力。
後ろ向きばかりじゃないんだと、ちょっと気づかされる映画でした。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。


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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:55本
 外国映画38本(うちDVDなど 3本)←カウントアップ
 日本映画17本(うちDVDなど 2本)

旧作:2016年以前の作品:64本
 外国映画51本(うち劇場 9本)
 日本映画13本(うち劇場 5本)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ありきたりの内容の作品かと最初はあなどっていましたが、なかなかシャレた映画でした。悪人がでてこない、孫が素直すぎるなど現実離れしたところもありますが、たまにはこんな映画をみて心を洗うのもいいかな。
ぷ〜太郎
2016/07/22 15:42
ぷ〜太郎さん、コメントありがとうございます。
まぁ、たまにはいい人ばかりが出る映画もよろしゅうございますようで。
結構、こういう映画、好きです。
りゃんひさ
2016/07/22 21:11

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