キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 『アーロと少年』:恐竜と人間の立場が逆転、その意図は? @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/07/27 21:37   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

画像

ファインディング・ドリー』のひとつ前のピクサーアニメ『アーロと少年』、DVDで鑑賞しました。
前置きは止して、さて、映画。

6500万年前の地球。
地球に激突するはずだった彗星は地球をかすめるだけで激突せず、結果として、恐竜は生き残り、農耕・牧畜をするまでに進化した。
アロサウルスのアーロは、父、母、兄、姉の5匹家族の末弟。
生まれた時から身体は小さく、兄姉からは疎んじられていた。
ある日、家族が蓄えているトウモロコシを荒らす動物を駆逐しようと、アーロと父は出かけたが、にわかに振り出した豪雨により発生した濁流に父は巻き込まれて命を落としてしまう。
それからしばらくして、アーロは川に転落し、気が付いたときには、家から遠く離れた見知らぬ土地だった。
途方に暮れるアーロの傍にいたのは、トウモロコシを荒らした動物(=人間の男の子)だった・・・

というハナシで、その後、アーロが家族のもとに帰れるかどうかという、いたってシンプルな物語。

まぁ、悪くはないんだけれど、わざわざ恐竜と人間の立場を逆転させて、物語を進める必要があったのか、そこいらあたりが疑問(って、映画の根本にかかわるんだけど)。
特に、少年がまるで犬のような仕草・行動をするんだけれども、そこいらあたりの意図は何ぞや? と思ってしまう。
ひと月ほど前に、人間が虫けらみたいに小さく、かつ未開で、文明の発達している青い巨人に支配された惑星を舞台にした、フランスの旧作アニメ『ファンタスティック・プラネット』を観たが、設定的には似ているが、こちらの感情を揺さぶるような力がない。
つまり、思い付きの域を出ていない、という感じ。

犬のような行動・仕草の少年が、最後の最後に、人種は違えど、同じ人間の一家と遭遇して家族になるあたりは、家族の方の人間が白人然としており、さらに毛皮の着衣に道具を持っているなど、妙な差別感情を感じてしまったりもした。
やはり、少年が「人間」である必然はないように思う。
と、なんだか枝葉末節(なのか根幹なのかはわからない)が、そんなところが気になって仕方がなかった。

途中、登場するスタンピード(牛の暴走)など、ハリウッド映画の伝統を再生したようないいシーンもあるのだけれど、全体的には、あまり買わない。

評価は★★★(3つ)としておきます。

画像

あわせて、同時上映の短編『ボクのスーパーチーム』についても少々。

原題は「SANJAY'S SUPER TEAM」で、サンジェイというのは監督のサンジェイ・パテルのこと。
自身が子どもだったころ、毎日のお祈りを強要されて、その際にみた三体の神様の活躍を描いたもの。

インド色、宗教色が強いが、基本的はアクションものの変形といえる。

キャラクター造形などは、ピクサーにしては珍しいが、それ以上ではなかった。

評価は★★★(3つ)としておきます。



------------------
2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:58本
 外国映画41本(うちDVDなど 4本)←カウントアップ
 日本映画17本(うちDVDなど 2本)

旧作:2016年以前の作品:67本
 外国映画54本(うち劇場11本)
 日本映画13本(うち劇場 5本)
------------------

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ハナシの出来という点ではまあまあかな。でも、風景の描写はまるで本物。すごいもんでした。
おすもうさん
2016/07/30 15:35

コメントする help

ニックネーム
本 文
『アーロと少年』:恐竜と人間の立場が逆転、その意図は? @DVD・レンタル キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる