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zoom RSS 『病院坂の首縊りの家』:原作小説がつまらないので、まぁこれくらい @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/09/07 21:20   >>

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1970年代の市川崑監督、石坂浩二主演の金田一耕助シリーズ最終作『病院坂の首縊りの家』、DVDで鑑賞しました。
1976年の『犬神家の一族』から始まるこのシリーズ、残りの4本は鑑賞済みなのですが、最終作の本作のみ未鑑賞。
この映画のときには、さすがに食傷気味でしたね。
さて、映画。

昭和26年、金田一耕助(石坂浩二)は渡米前にお世話になった老推理作家(横溝正史)を訪ねた。
パスポート用の写真をまだ撮っていないと告げると、戦前からある古い写真館がいいと薦められた。
件の写真館を訪れると、写真館の主人(小沢栄太郎)から、最近何者かに命を狙われている、ついては調べてほしい、と金田一は依頼される・・・

というハナシは、その後、奇妙な結婚写真事件、生首風鈴事件と続き、写真館の主人まで殺されてしまう。
事件には、古くから医者を続けていた法眼病院の複雑な血縁関係が絡んでくる。

といった展開は、まぁ、横溝正史の他の小説とあまり変わらない。
原作小説もその昔、読んだのだけれど、上下2冊の文庫本と、かなりのボリューム。
その上・・・結構つまらない。
なんだか、くどくどしていて、人間関係がややこしい、事件がなかなか連続して起きない、といった感じ。

なので、まぁ、本来なら映画には向いていないのだろうが、当時「金田一耕助 最後の事件」と銘打った作品だから、まぁ映画化しないわけにはいかない。

犯人は例によって例のごとく配役でわかってしまうのだけれど、市川崑の演出がスピーディなので飽きさせない。
また、このシリーズお馴染みの加藤武大滝秀治らがなかなか笑わせてくれるし、初登場の草刈正雄も金田一の助手的役割で事件を円滑に進めるのに役立っている。
さらに、アイドル歌手・桜田淳子の二役は、それぞれの性格を演じ分けており、見どころのひとつといえる(『愛の嵐の中で』『愛情の設計』『若い人』『遺書 白い少女』などの初期映画は未ソフト化なので、若い頃の演技はなかなか観ることができないので、それだけでも貴重)。

とはいえ、最初に起こる奇妙な結婚写真事件と生首風鈴事件は、事件を説明されても企図が理解できないなど、ミステリーとしては大きな瑕がある。

評価は★★★(3つ)としておきます。


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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:75本
 外国映画53本(うちDVDなど 8本)
 日本映画22本(うちDVDなど 4本)

旧作:2016年以前の作品:86本
 外国映画68本(うち劇場14本)
 日本映画18本(うち劇場 5本)←カウントアップ
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