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zoom RSS 『神様メール』:横暴で傍若無人な神様が世界を統べている? @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/11/16 14:20   >>

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神様がらみの映画二題。
1本目は、ベルギー・フランス・ルクセンブルク合作の『神様メール』。
DVDで鑑賞しました。
監督は『トト・ザ・ヒーロー』『八日目』のジャコ・ヴァン・ドルマル
原題「LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT」は「最新約聖書」という意味。
さて、映画。

創造主の神様(ブノワ・ポールヴールド)は、1日目にブリュッセルの街をつくり、2日目以降に様々な動物をつくったが、どうもピンとこず、そのうち、自分の姿に似せた人間をつくり出した。
毎日が退屈な神様は、日々、神様専用のパソコンを使って、人間に嫌がらせをして楽しんでいた。
妻の女神(ヨランド・モロー)が従順なのをいいことに、神様は家庭でも横暴極まりない。
息子JCは、若くして家を飛び出し、残された娘・エア(ピリ・グロイン)は、父親の神様がパソコンから離れたすきに、パソコンを操作して、人間たちに余命をメールで告げてしまったから、人間界はたいへん・・・

といったハナシ。

ははははは、神様が自分勝手で、人間の余命を隠していることで、一種の恐怖政治を敷いている、というあたりが笑わせる。

映画は、混乱に陥った人間界を平穏に導くため、兄JCの助言を得て、新たに6人の使徒を探す旅に出たエアの活躍を描くが、使徒になる人物がこれまた可笑しい。
冒険家になりたかった中年男性や、殺し屋に転身した保険外交員、性的妄想主義者を自認する中年男性や、過保護が昂じて病気になった少年などなど。
いわば、悩める現代の縮図のような感じ。

そんな彼ら彼女らをドライに描いていくことで、シュールな笑いを誘うジャコ・ヴァン・ドルマル監督の手腕は確かなもの。

最後は、女神の意外な活躍で、人間界はこれまで以上に楽し気な世界になる、というのも、世界のマッチョ化に対するアンチテーゼみたいで、ほのぼのしている。
横暴な神様が虐げられたまま、というのも笑わせる。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:111本
 外国映画73本(うちDVDなど13本)←カウントアップ
 日本映画38本(うちDVDなど 6本)

旧作:2016年以前の作品:99本
 外国映画78本(うち劇場16本)
 日本映画21本(うち劇場 7本)
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コメント(2件)

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ベルギーの映画って、ちょっと変わっていて面白いですね。どこか醒めて人生をみているところがあります。ドラム式洗濯機が人間界との通路で、神様がどの洗濯機がそれだったのかわからなくなってしまうのが可笑しい。
ぷ〜太郎
2016/11/20 23:10
ぷ〜太郎さん、コメントありがとうございました。
人間界との接点は結構斬新(とはいえ、スーパーマリオに似ている?)でしたね。ベルギーのお国柄はわからないのですが、もう少し知ってみたい気もしました。
りゃんひさ
2016/11/21 16:10

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