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zoom RSS 『葛城事件』:力作だが・・・ @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2017/03/18 00:23   >>

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昨年6月にロードショウされた『葛城事件』、DVDで鑑賞しました。
力作・問題作が多かった昨年の日本映画だが、この映画もその1本。
なので、昨年中に観ておけばベストテンの候補になったかも・・・と思っての鑑賞です。
さて、映画。

東京の郊外に一軒家を持つ葛城清(三浦友和)。
長男・保(新井浩文)は結婚して独立し、現在は、妻・伸子(南果歩)と次男・稔(若葉竜也)と三人暮らし。
清は、親から継いだ金物屋を営んでいるが、商店街自体がさびれていて、店も閑古鳥。
生活は苦しいはずだが、旧弊な家長的価値観を持ったままで、家族のだれもが息苦しい。
次男の稔は、清との折り合いが悪く、生来の(もしくはこれまでの教育による)こらえ性のなさからか定職につけず、バイトもすぐにやめてしまう。
そういう稔を、清は歯がゆくて仕方がない。

悪いときには悪いことは重なるもので、保は二人目の子どもが生まれたばかりだというのに馘首され、伸子も出奔する。
そして・・・

という物語で、その後、保は自殺し、稔は無差別大量殺人事件を起こし、死刑が確定してしまう。
そして、稔の死刑確定後に、彼と獄中結婚する女性・順子(田中麗奈)が登場し、順子の視点での現在進行形のハナシと、そこへ至るまでの過去のハナシが交差しながら描かれていきます。

殺人事件の加害者家族を正面から描いた力作で問題作であるのだけれど、なんだか観ていて、よくわからない。

いや、事件が起こった経緯なんかはよくわかるのだが、死刑制度に反対する立場から獄中結婚する女性を登場させる意図がわからない。
現在と過去とを交差させて描く都合から、稔の心の奥底を聴く役割が必要なのだろうが、順子がいることで、嘘くさい感じになってしまっているのではなかろうか。

三浦友和は力演。
怪演すれすれかもしれないが、説得力があり、なんだか歯向かえない雰囲気が充満している。

保役の新井浩文は、珍しく気弱な役で、意外な繊細さが伺えた。
南果歩と若葉竜也も力演なのだが、セリフの多くが聞き取りづらく、観ていてイライラしてしまった。
田中麗奈は、以前とは別人のようで驚いた(まぁ、もう30代半ばだから仕方がないのかもしれないが、ちょっと残念)。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:22本
 外国映画18本(うちDVDなど 3本)
 日本映画 4本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:24本
 外国映画20本(うち劇場鑑賞 5本)
 日本映画 4本(うち劇場鑑賞 0本)←カウントアップ
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