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zoom RSS 『ナイトビジター』:極寒の地での恩讐の彼方(異色作) @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2017/07/04 21:58   >>

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マックス・フォン・シドー主演の1970年作品『ナイトビジター』、DVDで鑑賞しました。
TSUTAYAの発掘良品で大規模にレンタルリリースされた作品です。
共演はリヴ・ウルマンにトレヴァー・ハワード。
ビリングトップは、警部を演じるトレヴァー・ハワードです。
さて、映画。

雪降り積もる極寒の地。
下着姿の男が、寒風吹きすさぶ中、走っている。
彼は、ある一軒家に辿り着くと、寝室からネクタイを持ち出し、別の家へと向かい、女性を絞殺する。
そして、再び元の家へと戻り、凶器のネクタイを他のネクタイとともに、ある鞄に入れて逃走する・・・

というところから始まるハナシで、途中までどんな話なのかはわからない。
そのうち、件の下着姿の男はセイラムという名で、はじめに忍び込んだ家の長男であり、殺人の廉により精神刑務所に収監されている。
そして、セイラムは、殺人は濡れ衣であり、その復讐のために、夜な夜な刑務所を抜け出してきていることがわかってくる。

セイラムを演じているのがマックス・フォン・シドーで、彼女の妹役がリヴ・ウルマン、事件を捜査する警部がトレヴァー・ハワードというキャスティング。

そして、この、事件の全貌が謎に包まれたまま進む脚本は、かなり上手い。

精神刑務所は断崖絶壁の上に建っており、また脱獄など不可能だといわれているので、セイラムにとっては完全犯罪の復讐になるはず。
で、映画中盤には、セイラムの脱獄の様子が克明に描かれる。
いまからみれば、管理体制は杜撰なところもあるが、この脱獄過程でセイラムが下着姿である理由も明らかになる。
雪の降り積もる寒々とした中での脱獄シーンは、かなりスリリング。

そして、完全犯罪の復讐も目前と思えたが・・・
というところでの決着もなかなか憎い。

基本的には、寒さに負けてしまったセイラムの敗北。
ただし、犯罪の証拠としては○○○で十分なのだが、ダメ押しともいうべき×××がラストショットを締めくくる。
×××は如何にも映画的だが・・・
でも、○○○も証拠だろ、なんて思っちゃったんだけど。

とはいえ、覚えておきたい類の映画ではある。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
なお、脱獄の手法は、のちに綾辻行人の小説にも似たような手法が使われていたようにも思いました。


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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:47本
 外国映画37本(うちDVDなど 7本)
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:40本
 外国映画34本(うち劇場鑑賞 9本)←カウントアップ
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 1本)
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