『ウィンター・ソング』:あまり芳しくないピーター・チャン監督作品@DVD

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ピーター・チャン監督、金城武主演の『ウィンター・ソング』を例によって日本語吹替DVDで鑑賞しました。『傷だらけの男たち』の前の主演作ですね。名作『ラヴソング』のピーター・チャン監督ということで気になっていたのですが、劇場公開では見逃していました。

金城映画って、どれぐらい観ているのか気になったので調べてみたところ、以前に『LOVERS』『Returner リターナー』『君のいた永遠(とき)』『アンナ・マデリーナ』『ニューヨーク デイドリーム』『不夜城 SLEEPLESS TOWN』『ダウンタウン・シャドー』『初恋』『MISTY』『冒険王』『天使の涙』『恋する惑星』と半数近く観ていました。

さて、本作品、10年に渡っての映画俳優として成功した男女のメロドラマがアウトラインではありますが、『ラヴソング』と同じようには描かないぞという思いがピーター・チャン監督にあったのかどうか、10年後の現在と10年前の過去を、撮影中のミュージカル映画と重ね合わせるように綴っていきます。

監督としての野心は買いますが、メロドラマの主要要素の「時間」「すれ違い」「届かぬ想い」が描かれていないため、観ていて「なんだかなぁ」な感じが強くなりました。

また、後半、金城武扮する男優とジョウ・シュン扮する女優の物語と思っていたものが、突然、ジャッキー・チュン扮する女優の恋人で映画監督へとウェイトが移動することとなり、「ありゃりゃりゃ」と思ってしまいました。

ピーター・チャン監督作品は『ラヴソング』と『君さえいれば/金枝玉葉』が傑出しているが、以降はどうも芳しくないようで・・・。





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この記事へのコメント

かつて香港映画を愛した人たちへのメッセージ?
2007年07月24日 12:40
>突然、ジャッキー・チュン扮する女優の恋人で映画監督へとウェイトが移動することとなり、「ありゃりゃりゃ」
>ピーター・チャン監督作品は『ラヴソング』と『君さえいれば/金枝玉葉』が傑出しているが、以降はどうも芳しくない

まったく同感です。>監督としての野心は
成功してナイです。

でもね、でもね、何だか捨て難いのです。
昔別れた恋人への感情って、割り切れないものがあるじゃないですか。

『香港映画を忘れないで・・・』最後にそう言って金城武は去っていった。(ように私には思えました)
続きは、私のブログで~
2007年07月24日 23:08
優駿さん、コメントありがとうございます。

『香港を忘れないで・・・』
正にそのとおり。ピーター・チャン監督は『ラヴソング』の裏返しの設定(『ラヴソンング』では大陸から香港へ、本作品では香港から北京へ。)を使って、本土復帰後の香港へのラブレターをつづっているとも思えます。

香港「四大天王」の張学友(ジャッキー・チュン)、わたしには、なんだか中年太りの桂三木助にしか見えなかったのですが、圧倒的で魅力の歌声は、特筆すべきですね。

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