『美しき諍い女 ディヴェルメント』:1993年の観たログメモ(1):ビックリの2本立て

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yahoo!ムービー観たログに登録できなかった映画のメモを引き続き掲載します。
今回は劇場で観た映画です。それも2本立ての1本。
その2本立てとは、『美しき諍い女』と『美しき諍い女 ディヴェルメント』。

1991年製作のジャック・リベット監督作品の異なるバージョンの2本立てでした。
オリジナル版は237分、ディヴェルメントは131分。
劇場は今はもうない難波ジョイシネマでした。
大阪なんばの商店街・南海通りのパチンコ屋の2階にあった映画館で、天井が低かったのを記憶しています。

ジョイシネ系の映画館なので、通常はオジサン相手のアクションものやエロチックものが掛かることが多かった映画館です。
そこで、ジャック・リベット監督の2本立て!
孤高の画家ミシェル・ピコリが若いモデル、エマニュエル・ベアールの裸婦画「美しき諍い女」を描くことを丹念に撮った映画で、その売りがヘア解禁だったからでしょう。
とはいえ、いやらしい場面など微塵もなく、スケベごころ満載のオジサンは、退屈しきってかなりの途中退場者がいたと記憶しています。

さて、映画ですが、編集と長さによって、これほど印象の変わる映画も珍しい。

オリジナル版では、丹念に画家の創作過程を追うことで、創作の秘密を明らかにするかのような緊迫感が漲っています。
対して、ディヴェルメントでは、べアールの小悪魔的要素に翻弄される画家夫婦、といったコメディ色彩が強いものとなっていました。
(ディヴェルメントとは、余裕の意味、と何かで読んだ気がします)

見比べてみて、といいたいところですが、残念ながらDVDはオリジナル版しか出ていないようです。


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