『ラスト・ホリディ』:クィーン・ラティファ主演、未公開の秀作コメディ @レンタルDVD

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公開中の『千年の祈り』のウェイン・ワン監督が、クイーン・ラティファと組んだコメディ映画をDVDで鑑賞しました。
『スモーク』の・・・という枕詞が付くウェイン・ワン監督、近年どんな映画を撮っているのかしらん?と気になって調べたところ、この映画に遭遇しました。
ストーリーは、というと・・・

業績不調のデパートの調理器具売場に勤めるクィーン・ラティファ。
持ち前の明るさと週に一度の実演販売で人気は上々。
とはいえ、30代半ばの独りもの。
明るく振舞ってはいるものの、寂しいのは当たり前。
楽しみは、料理番組を観て、料理を作り、近所の少年にご馳走してあげるくらい。
自分はひたすらダイエット食なのがつらいところ。
同じデパートの家具売場に勤めるLLクールJに憬れているけれど、作ったはいいが食べられなかった料理と一緒に「わたしの憧れノート」に付けるのが精一杯。

そんな彼女に、ひょんなことから脳腫瘍が発見され、余命3週間!と宣告されちゃいます。
年金解約、おばあさんの少ない遺産も全額引き出し、プラハにある憬れの高級ホテル・プップで余命を過ごすことを決意!

『死ぬまでにしたい10のこと』『最高の人生の見つけ方』の流れを汲むようなストーリーなのね。

とはいえ、クィーン・ラティファのキャラクターを活かすと、ちょっと展開が変わってきます。

ホテル・プップではラティファの地元選出の国会議員と、同じくラティファが勤めるデパートのオーナーが滞在しており、身元不明のラティファが同じ業界の大立者として勘違いされます。
また、ホテル・プップのシェフも、ラティファの食べっぷりに感激して、こりゃスゴイと友人の関係に。

自由に、自然体で振舞うラティファの行動を周囲の人々が勘違いをして・・・・というのは80年代の傑作映画『チャンス』を彷彿とさせます。

嫌味なデパートオーナーを演じるティモシー・ハットン、久し振り。
『普通の人々』でナイーブな青年を演じた彼も、中年になったら、こうなるのねぇ。

プップのシェフ役はジェラルド・ドパルデュー。体型からもピッタリな役ですね。
「料理はバター!」というあたり、ハマリ役です。

ラストもコメディらしいオチの付け方で、ニンマリニコニコ楽しめます。

ラティファに、プライベートでは教会で聖歌隊の一員を務める役どころをふったので、前半、彼女の嘆きがゴスペルになるという一幕のオマケまで付いています。

日頃の憂さを忘れて、週末リヴィングで楽しむにはもってこいの一編でした。
評価は★4つです。

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