『女猫』:見応え充分な女性レジスタンスもの @廉価DVD
第二次世界大戦のヨーロッパ、フランスはナチス・ドイツに侵略され、フランス市民は抵抗の地下活動を繰り広げていました。
抵抗の地下活動、それがレジスタンスです。
この映画、50年代末につくられましたが、なかなか見応え充分。
タイトルロールのフランソワーズ・アルヌールもタイトルどおりに目が印象的な女性のレジスタンス。
とはいえ、もとからの女性レジスタンスの戦士ではありません。
レジスタンス活動、それも秘密通信に従事する夫が、ナチス・トイツの手により殺されてしまったがゆえに、レジスタンス組織の身をゆだねます。
この前半がサスペンスフルで特に見応えがあります。
後半は、スイスの新聞記者を詐称するドイツの将校とのメロドラマが主軸なので、ちょいと甘めではありますが、ラストは一転しての渋くて暗い結末。
最近のチャカチャカ派手派手なスパイ映画なんかと比べると、じっくりと観ることができました。
評価としては★3つ半としておきます。
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2010年映画鑑賞記録
新作:2010年度作品
外国映画34本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 7本)
日本映画11本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)
旧作:2010年以前の作品
外国映画69本(うちDVD、Webなどスクリーン以外68本)←カウントアップ
日本映画21本(うちDVD、Webなどスクリーン以外19本)
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