『私の秘密の花』:現在のアルモドバルに通じる第一歩 @レンタルDVD

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新作『抱擁のかけら』などで驚くほど洗練されたドラマを語るペドロ・アルモドバル監督。
エキセントリックな前期の作品群から作風を転換させたエポック的な作品です。

主人公の女性は覆面作家。ハーレクインロマンス風の作品で、絶大な人気を誇っています。
しかし、愛する夫との関係にヒビが入り、甘い物語が書けなくなっています。
新作として書いた「冷蔵庫」は母と娘が結託して父親を殺して冷蔵庫に隠すというもの。
そして、別の新聞社に、人気の覆面作家を批評する書評家として売り込みをかけます。
夫との愛の行方は・・・?
作家としての行く末は・・・?

前期の作品に比べて、ドラマに傾倒していく雰囲気があります。
演出も、きらびやかな原色を多用した画面づくりから、背景部分の色は押さえて、主人公だけにスポットをあてたような原色の衣装を使っています。

とはいえ、冒頭の描かれた臓器移植学会が後半どこにも絡んでこない、主人公の家族(母・妹)の描き方が騒々しいなど、まだまだ洗練にはほど遠い印象もあります。

評価は★3つとしておきます。

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2010年映画鑑賞記録

 新作:2010年度作品
  外国映画46本(うちDVD、Webなどスクリーン以外10本)
  日本映画28本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 7本)

 旧作:2010年以前の作品
  外国映画91本(うちDVD、Webなどスクリーン以外90本)←カウントアップ
  日本映画22本(うちDVD、Webなどスクリーン以外20本)
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